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J-GLOBAL ID：201102292281944860   整理番号：11A0612415

ムチン型グリコペプチドの特性評価のための効率的アプローチ:合成ムチンペプチドのコンフォーメーションに及ぼすO-グリコシル化の効果

An Efficient Approach for the Characterization of Mucin-Type Glycopeptides: The Effect of O-Glycosylation on the Conformation of Synthetic Mucin Peptides

著者 (14件)： HASHIMOTO Ryo (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  FUJITANI Naoki (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  TAKEGAWA Yasuhiro (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  KUROGOCHI Masaki (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  MATSUSHITA Takahiko (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  NARUCHI Kentaro (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  OHYABU Naoki (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  HINOU Hiroshi (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  GAO Xiao Dong (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  MANRI Naomi (Hitachi, Ltd., Tokyo, JPN) ,  SATAKE Hiroyuki (Hitachi, Ltd., Tokyo, JPN) ,  KANEKO Akihito (Hitachi, Ltd., Tokyo, JPN) ,  SAKAMOTO Takeshi (Hitachi, Ltd., Tokyo, JPN) ,  NISHIMURA Shin-Ichiro (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN)
資料名： Chemistry - European Journal  (Chemistry - European Journal)
巻： 17  号： 8  ページ： 2393-2404  発行年： 2011年 
JST資料番号： W0744A  ISSN： 0947-6539  CODEN： CEUJED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ムチングリコ蛋白質は細胞上皮表面にあり,細胞付着,免疫反応など多くのプロセスにおいて重要な役割を果たしていて,O-グリコシル化のプロセスは重要である。UDP-GAInNc:-GalNAc:ポリペプチド N-アセチルガラクトサミンイルトランスファーゼ-T2(ppGalNAcTs)は,O-グリコシル化を触媒作用をする酵素である。多重O-グリコシル化ムチンの特定ドメイン構築中のペプチトバックボーン上のppGalNAcTsによるO-グリコシル化のコンフォーメーション効果を,飛行時間質量分析とNMR分光法により調べた。電子誘起解離,電子捕獲解離(ECD)と電子移動解離(ETD)によりグリコタンパク質のシーケンス分析を行った。その結果,MUC4のThr10におけるα-GalNAcの優先導入が非常に重要なステップであり,これによりペプチドバックボーン構造を安定化し,望ましい基板のコンフォーメーションが得られる可能性を示した。

シソーラス用語： *ムチン ,  *糖ペプチド ,  *立体配座 ,  化学合成 ,  *グリコシル化 ,  *細胞接着 ,  酵素反応 ,  レーザ脱離質量分析 ,  NMR【磁気共鳴】
準シソーラス用語： グリコペプチド ,  飛行時間質量分析

分類 (1件)： 分子構造  (EB03020Y)

タイトルに関連する用語 (5件)： ムチン ,  グリコペプチド ,  特性評価 ,  コンフォーメーション ,  グリコシル化