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J-GLOBAL ID:201102293699377683   整理番号:11A1263955

陸生の食物網を研究するためのツールとしてのアミノ酸の15N/14N比:陸生昆虫(ミツバチ,カリバチ,およびスズメバチ)のケーススタディ

15N/14N ratios of amino acids as a tool for studying terrestrial food webs: a case study of terrestrial insects (bees, wasps, and hornets)
著者 (4件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 835-844  発行年: 2011年07月 
JST資料番号: X0313A  ISSN: 0912-3814  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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アミノ酸の化合物レベルの安定同位体分析(CSIA)は食物網における消費者の栄養的位置の推定を可能にする新しい方法である。著者らは陸生食物網研究におけるアミノ酸のCSIAの可能性を評価するため,日本の社会性昆虫(3種のミツバチ,3種のカリバチ,および4種のスズメバチ種)のアミノ酸の窒素同位体組成(δ15N)を調べた。カリバチに関し,著者らはまた栄養的位置のCSIA推定に及ぼす変態の影響を評価するため,異なる成長段階(卵から成体におよぶ)で試料を調べた。日本社会性昆虫の大部分の組織のδ15N値は生物学的に予測された栄養的位置とわずかに弱く関連している。対照的に,アミノ酸のδ15Nから推定された栄養的位置(ミツバチについて2.0と2.3の間,カリバチについて2.8と3.3の間,スズメバチについて3.5と4.1の間の得られた値)はそれら組織の生物学的に予測された栄養的位置と一致している(例えば,ミツバチの2.0,カリバチの3.0,およびスズメバチの3.0-4.0)しかしながら,大きな可変性が個々のアミノ酸のδ15N値の中で観察され(例えばフェニルアラニンの3.0から14.9‰の範囲),有意な変化が無いのがカリバチ変態にの間の栄養的位置において観察された。ゆえに,アミノ酸のCSIAは水生生物の食物網だけでなく,捕食性昆虫の陸生食物網もまた調査するための強力なツールである。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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生態学一般  ,  異種生物間相互作用 
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引用文献 (36件):

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