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J-GLOBAL ID:201102295472511130   整理番号:11A0888169

強結合電子-フォノン系の可能な奇周波数超伝導

Possible Odd-Frequency Superconductivity in Strong-Coupling Electron-Phonon Systems
著者 (3件):
資料名:
巻: 80  号:ページ: 044711.1-044711.6  発行年: 2011年04月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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強結合電子-フォノン系における奇周波数対形成の可能性を論じた。Holstein-Hubbard模型を用いて,周波数ω<sub>E</sub><<ω<sub>c</sub>(ω<sub>c</sub>は再正規化したバンド幅)を持つ異常に軟質のEinsteinモードが,通常の偶周波数一重項対形成に対抗して,s波奇周波数三重項対形成を媒介することを実証した。奇周波数対形成に対する対形成相互作用は対角散乱チャンネル,ω<sub>n,</sub>-ω<sub>n</sub>)→(ω<sub>n′,</sub>-ω<sub>n′</sub>,ω<sub>n′</sub>=ω<sub>n≧</sub>ω<sub>E</sub>でのみ有効であるので,奇周波数対形成の出現には対形成相互作用が強く遅延すると共に強く結合することが必要である。即ち,奇周波数超伝導は本来のBCS理論の反対の極限で実現される。強結合領域におけるGinzburg-Landau解析は比熱不連続性と超流動密度の温度依存性の傾斜が,転移温度T<sub>c</sub>とω<sub>c</sub>に依存して,BCS値と比べて非常に小さくなり得ることを示す。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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超伝導の基礎理論 
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