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J-GLOBAL ID:201102296456865450   整理番号:11A0948369

熱変性β-ラクトグロブリンの特性化:リフォールディングおよび凝集体形成に及ぼす冷却速度の影響

Characterization of Heat Denatured β-Lactoglobulin: Impact of Cooling Rate on Refolding and Aggregate Formation
著者 (3件):
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巻:号:ページ: 13-20  発行年: 2011年03月30日 
JST資料番号: S0400B  ISSN: 1880-6589  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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加熱したβ-ラクトグロブリンの変性挙動に及ぼす冷却速度の影響を評価するために,室温(遅い冷却)と氷温(急速冷却)の2つの温度で冷却した。加熱および冷却の蛋白質の表面SH基量と表面疎水性度を測定した。加熱で形成される凝集体はSDS-PAGEおよびゲル濾過HPLCで分析した。蛋白質の二次,三次構造への冷却速度の効果は遠紫外および近紫外領域でCDスペクトルを測定して評価した。急速冷却は加熱したβ-ラクトグロブリンの表面SH基量と表面疎水性度の減少を抑え,前に研究した豆乳蛋白質とほぼ同じであった。一方,β-ラクトグロブリンの凝集体形成においては,ジスルフィド結合や疎水性相互作用により違いは見られなかった。熱変性β-ラクトグロブリンは遅い冷却の間部分的にリフォールディングし,急速冷却はこの部分的リフォールディングを抑えることが分かった。β-ラクトグロブリンを加熱後,冷却する速度は凝集体形成よりはむしろリフォールディングに対して大きく影響しているものと推察された。
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分類 (1件):
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食品蛋白質 

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