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J-GLOBAL ID:201102296619400808   整理番号:11A1091149

視聴覚コンテンツの臨場感と迫真性

Reality and presence of audio-visual contents
著者 (8件):
資料名:
巻: 111  号: 74(EMM2011 1-7)  ページ: 29-36  発行年: 2011年05月23日 
JST資料番号: S0532B  ISSN: 0913-5685  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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情報通信技術の進歩に伴い,伝達可能な音声や映像データの量は日々増加する中,マルチメディア情報通信技術の高次化への期待が高まっている。その方向の一つは,より自然でリアルなコミュニケーションシステムの実現であろう。そのためには,情報の受け手である人を意識し,臨場感や迫真性,自然性など高度感性情報の創出技術及びその評価技術を確立していく必要がある。本稿では,まず,コミュニケーションシステムおよびそこで提示される視聴覚コンテンツを評価するために従来用いられてきた感性情報である臨場感を取り上げ,質問紙調査から得られたデータに基づき,臨場感の本質とは何かについて議論を行う。次に,背景的・空間的な「場」の本物らしさに関係すると考えられる臨場感に対して,前景情報を中心とした本物らしさに関連すると考えられる感性印象である「迫真性」を取り上げ,両者の相違について実験データを示す。最後に,今後の感性評価に対して,提案を行う。(著者抄録)
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