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J-GLOBAL ID:201102297047942694   整理番号:11A0984262

トマト葉の成分特性

著者 (4件):
資料名:
号: 51  ページ: 73-78  発行年: 2011年03月31日 
JST資料番号: X0205B  ISSN: 1884-6351  CODEN: WJDKBD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究は,バイオマス資源の1つであるトマト葉の有効利用を検討するために,トマト葉の成分特性を明らかにすることを目的として,これまで明らかにされていなかったトマト葉の水分,タンパク質,脂質,灰分,糖質,食物繊維の分析を行った。また,トマト葉のアミノ酸の定量を行い,トマト果実に多く含まれるγ-アミノ酪酸が,トマト葉にも含まれるか分析した。γ-アミノ酪酸には血圧上昇抑制作用があるので,γ-アミノ酪酸を摂取するために,トマト葉抽出液を飲料として利用する場合を想定して,煎茶の成分と比較検討を行った。トマト葉のタンパク質,脂質および糖質の含有量は煎茶に比較的近く,灰分については煎茶よりも多いことがわかった。さらに,トマト葉のγ-アミノ酪酸の消長を確かめるために,摘採時期による違い,トマトの生葉を無酸素処理した場合,およびトマト葉抽出液を調製する際の抽出温度による抽出量の差を検討した。その結果,トマト葉に含まれるγ-アミノ酪酸は,摘採時期および抽出温度による大きな差はなく,生葉の無酸素処理により増加することがわかった。しかしながら,トマト葉には毒性のあるトマチンが存在し,トマチンを除去しなければ食用できない。そのため,トマト葉に含まれるγ-アミノ酪酸を有効利用するために,トマチンの除去またはトマチンが抽出されない条件を検討する必要があることがわかった。(著者抄録)
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分類 (2件):
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野菜  ,  植物の生化学 
タイトルに関連する用語 (2件):
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