抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
東北地方太平洋沖地震の津波被害に関する前報(同誌59(9),34-41(2011))の続編として,次の4つの視点に関する知見を述べた。1)土堤防・盛土の機能:新設堤防が津波に対して機能したのかを評価する被災状況から推察される知見。2)道路盛土の機能:今回の津波に対して,盛土構造による津波の抑制効果があったと言われているが,越流は発生していないので,道路盛土周辺状況から推察される知見。3)表面被覆機能:植生及びアスファルトなど人工物による表面被覆の津波に対する機能の被災状況から推察される知見。4)自然砂丘の機能:大洗海岸での津波の襲来状況及び土盛・土堤防の機能から推察される知見。