特許
J-GLOBAL ID:201103000229576740

プロピレン//プロピレン/オレフィン・ブロック共重合体およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 高木 千嘉 ,  西村 公佑
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-563711
特許番号:特許第3791335号
出願日: 1999年08月03日
請求項(抜粋):
【請求項1】 プロピレン主体の重合体からなるAセグメント20〜95重量%、およびプロピレン/オレフィン・ランダム共重合体からなるBセグメント80〜5重量%からなるプロピレン//プロピレン/オレフィン・ブロック共重合体を、 (A)メタロセン担持型触媒と有機アルミニウム化合物とからなるオレフィン重合用触媒系の存在下に、プロピレンの単独またはプロピレン以外のオレフィンとプロピレンとの混合物を重合させ、重合体鎖中のプロピレン以外のオレフィン単位/プロピレン単位重量比が0/100〜30/70のプロピレン主体の重合体からなるAセグメントを生成させる第1重合工程、および (B)第1重合工程からのオレフィン重合用触媒系を含むプロピレン主体の重合体の存在下に、プロピレン以外のオレフィンとプロピレンとの混合物を共重合させ、重合体鎖中のプロピレン単位/プロピレン以外のオレフィン単位重量比が5/95〜95/5のプロピレン/オレフィン・ランダム共重合体からなるBセグメントを生成させる第2重合工程を順次実施して製造する方法からなり、前記メタロセン担持型触媒が、 (a)下記一般式(1) (式中、MはZr、TiまたはHfであり、pは当該遷移金属の原子価を表し、Xは同 一でも異なっていてもよく、それぞれは水素原子、ハロゲン原子または炭化水素基を 表し、R1およびR2はη-シクロペンタジエニル構造を有する配位子を表し、そしてQは配位子R1およびR2とを架橋する2価の基を表す)で示す有機遷移金属化合物とアルミノキサンとを不活性溶媒中で反応させる工程、 (b)(a)工程で生成した反応生成物と無機微粒子状担体とを、不活性溶媒の存在下、85〜150°Cの温度で接触させる工程、および (c)(b)工程で生成した固体生成物を含むスラリーを-50〜50°Cの温度で脂肪族炭化水素を用いて少なくとも2回洗浄する工程、 を順次実施して得られる固体生成物からなることを特徴とするプロピレン//プロピレン/オレフィン・ブロック共重合体の製造方法。
IPC (2件):
C08F 297/08 ( 200 6.01) ,  C08F 4/6592 ( 200 6.01)
FI (2件):
C08F 297/08 ,  C08F 4/659
引用特許:
審査官引用 (5件)
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