特許
J-GLOBAL ID:201103000496157390

車両における変速機動力取出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (8件): 鈴江 武彦 ,  河野 哲 ,  中村 誠 ,  蔵田 昌俊 ,  峰 隆司 ,  福原 淑弘 ,  村松 貞男 ,  橋本 良郎
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-237777
公開番号(公開出願番号):特開2002-012047
特許番号:特許第3855615号
出願日: 2000年06月30日
公開日(公表日): 2002年01月15日
請求項(抜粋):
【請求項1】 車両の変速機のカウンタシャフトから歯車列を介して動力を取出す動力取出軸と、 上記歯車列を動力が伝達される作動状態又は動力が伝達されない不作動状態に選択的に制御する動力取出制御手段を備えた動力取出装置と、 上記変速機と車両のエンジンとの間に介装されたクラッチに設けられ、エンジンの動力の変速機への伝達及び遮断を制御するクラッチ断接部材と、 上記クラッチ断接部材の出力軸を同クラッチ断接部材に作動的に連結される可動隔壁を内蔵したブースタシリンダと、 一端が圧縮空気源に接続された第1の空気通路とスピードコントロールバルブ又は可変絞りを介装した第2の空気通路とを備え、上記第1の空気通路は、他端が上記ブースタシリンダに接続され、上記第2の空気通路は、他端が電磁弁及びダブルチェックバルブを経て上記ブースタシリンダの圧力室に接続される供給通路と上記電磁弁を経て上記ブースタシリンダの大気連通部に接続された排気通路とからなり、 車両の通常運転時に、クラッチペダルが踏込まれたとき同クラッチペダルに連結されたクラッチマスタシリンダに生起される液圧に応答して開弁され、上記圧縮空気源から第1の空気通路を経て上記ブースタシリンダ内の可動隔壁の一側に形成された圧力室内に圧縮空気を供給する常閉弁を備えたクラッチブースタ、車両の駐車ブレーキの作動を検知する駐車ブレーキ作動検出手段、上記変速機のシフト位置がニュートラルであることを検知するニュートラル検出手段、上記動力取出制御手段からの動力の取出及び動力取出の停止を指令する動力取出指令手段及び同動力取出指令手段の動力取出指令に応答して、上記駐車ブレーキ作動検出手段及びニュートラル検出手段の出力信号に基づき、駐車ブレーキが作動し、かつ変速機のシフト位置がニュートラルであると判断されたときに、上記圧縮空気源からの圧縮空気を上記常閉弁を経由しない上記第2の空気通路を経て上記ブースタシリンダの圧力室内に供給し、上記クラッチ断接部材を作動させてクラッチを切断し、 次に上記動力取出制御手段の動力取出装置を作動状態としたのち、上記ブースタシリンダの圧力室内の圧縮空気を上記第2の空気通路を経て排気することによりクラッチを接続させると共に、上記動力取出指令手段の動力取出停止指令に応答して、上記ブースタシリンダの圧力室に上記第2の空気通路の上記供給通路を経て圧縮空気を供給することによりクラッチを切断したのち、上記動力取出制御手段により動力取出装置を不作動状態に制御し、 次に上記ブースタシリンダの圧力室内の圧縮空気をスピードコントロールバルブ又は可変絞りを介装した第2の空気通路の上記排気通路を経て排気することによりクラッチを接続させるように作動するコントロールユニットを具備したことを特徴とする車両における変速機動力取出装置。
IPC (2件):
B60K 17/28 ( 200 6.01) ,  F16D 25/08 ( 200 6.01)
FI (2件):
B60K 17/28 D ,  F16D 25/08 D
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • クラッチ断接装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-248862   出願人:いすゞ自動車株式会社
  • クラッチ断続装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-004016   出願人:いすゞ自動車株式会社
  • 特開昭61-169336

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