特許
J-GLOBAL ID:201103001747035881

インクジェット式記録ヘッドの駆動方法及びインクジェット式記録装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 栗原 浩之 ,  村中 克年
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-107214
公開番号(公開出願番号):特開2000-296610
特許番号:特許第4102511号
出願日: 1999年04月14日
公開日(公表日): 2000年10月24日
請求項(抜粋):
【請求項1】 ノズル開口に連通する圧力発生室と、該圧力発生室にインク供給路を介して連通するリザーバと、前記圧力発生室に付設されたアクチュエータとを有し、該アクチュエータを駆動して前記圧力発生室を膨張又は収縮させ、温度の低下に応じて粘度が増加するインクを前記リザーバから前記インク供給路を介して前記圧力発生室に供給すると共に前記ノズル開口から吐出させるインクジェット式記録ヘッドの駆動方法において、 前記圧力発生室を収縮させて前記ノズル開口からインクを吐出させる第1の駆動信号を出力する第1の工程と、インク吐出の反動によってメニスカスが振動しているタイミングで実行され、インクの温度が低い場合にそのインク吐出の反動によるメニスカスの振動の向きと同一方向にインクを押し出す若しくは引き込む方向に前記アクチュエータをインクが吐出されない程度にインク吐出後のメニスカス振動の振幅をインク吐出の反動によって発生するメニスカス振動の振幅よりも大きくするように駆動する第2の駆動信号を出力する第2の工程とを具備し、 前記第2の駆動信号は、前記第1の駆動信号の電圧とは反対の符号の電圧変化の信号であり、且つ前記第1の駆動信号が出力されている期間と当該信号が出力されている期間との合計の1/2と前記第1の駆動信号と当該信号との間の期間との合計の期間が、実質的に前記圧力発生室のヘルムホルツ振動周期Tcの略(n-0.5)倍(nは自然数)である信号と、 前記第1の駆動信号と同一符号の電圧変化であり且つインクが吐出されない程度の電圧変化を生じさせる第1の信号と、前記第1の駆動信号の電圧とは反対の符号の電圧変化を生じさせる第2の信号とを有し、且つ前記第1の駆動信号の出力開始から前記第1の信号の出力開始までの期間が、実質的に前記圧力発生室のヘルムホルツ振動周期Tcの自然数倍であり、前記第1の信号が出力される期間と、前記第2の信号が出力される期間との合計の1/2と、両信号の間の期間との合計の期間が、実質的に前記圧力発生室のヘルムホルツ振動周期Tcの略(n-0.5)倍(nは自然数)である信号とを含むことを特徴とするインクジェット式記録ヘッドの駆動方法。
IPC (2件):
B41J 2/045 ( 200 6.01) ,  B41J 2/055 ( 200 6.01)
FI (1件):
B41J 3/04 103 A
引用特許:
審査官引用 (2件)

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