耐熱性複合ポリオレフィン微多孔膜及びその製造方法。

発明者：
出願人/特許権者：
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2009-175814
公開番号（公開出願番号）：特開2011-016973
出願日： 2009年07月07日
公開日（公表日）： 2011年01月27日
要約：

【課題】取り扱いが容易で、シャットダウン特性と耐熱性を兼ね備え、急速充放電に有利な透気性の良好な比較的大口径のポリオレフィン微多孔膜を用いてリチウムイオン二次電池用セパレータとなる耐熱性複合ポリオレフィン微多孔膜及びその製造方法を提供することにある。【解決手段】リチウムイオン二次電池用セパレータとして急速充放電性と良好な容量保持に貢献する透気性の良好なポリオレフィン微多孔膜の特長を生かし、且つ耐熱性を付与する目的で、透気性の良好な比較的大口径のポリオレフィン微多孔膜の表裏に連通した孔をあらかじめ溶剤抽出可能な物質で抱埋しておいた後に両面同時塗工方法により当該膜の表裏に均一な厚みの耐熱性ポリマー塗膜を形成させた後、表裏に連通した孔を抱埋している樹脂を溶剤で抽出することを特徴とする耐熱性複合ポリオレフィン微多孔膜およびその製造方法とする。また、リチウムイオン二次電池用セパレータとして提供する。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

ポリオレフィン微多孔膜の両面が耐熱性ポリマーの多孔質層で被覆されている複合ポリオレフィン微多孔膜であり、厚みが7μm以上20μm以下であり、透気度(ガーレー値;JISP8117)が13秒/100ml・μm以下、4秒/100ml・μm以上であることを特徴とする耐熱性複合ポリオレフィン微多孔膜。

IPC (3件)：

C08J 9/26 , H01M 2/16 , B05D 1/28

FI (5件)：

C08J9/26 102 , C08J9/26 , H01M2/16 L , H01M2/16 P , B05D1/28

Fターム (33件)：

4D075AC35 , 4D075AC84 , 4D075AC92 , 4D075AC94 , 4D075BB62Y , 4D075CA35 , 4D075DA03 , 4D075DA25 , 4D075DB36 , 4D075DC19 , 4D075EA37 , 4F074AA16 , 4F074AA72 , 4F074AD01 , 4F074AD11 , 4F074AG20 , 4F074CB03 , 4F074CB17 , 4F074CC10Z , 4F074CC30Y , 4F074DA10 , 4F074DA20 , 4F074DA23 , 4F074DA49 , 5H021BB12 , 5H021BB13 , 5H021CC04 , 5H021EE04 , 5H021EE07 , 5H021EE15 , 5H021EE37 , 5H021HH02 , 5H021HH03

引用特許：

出願人引用 (15件)

日本国特許第2642206号
特開2002・166218号公報
非水系二次電池用セパレータ、その製造法および非水系二次電池
公報種別：公開公報出願番号：特願2004-016752 出願人：帝人株式会社

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