特許
J-GLOBAL ID:201103002983401801

ベクトル・コンピュータにおける演算方法、及び記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 池田 憲保 ,  福田 修一 ,  佐々木 敬
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-171315
公開番号(公開出願番号):特開2000-029864
特許番号:特許第3659307号
出願日: 1999年06月17日
公開日(公表日): 2000年01月28日
請求項(抜粋):
【請求項1】 少なくとも1つのベクトル・プロセッサとメモリ・バンクを有するベクトル・コンピュータで、下三角行列と上三角行列を含んだ行列式の近似解を求めるための、前進代入及び後退代入を行う多重カラー技法に基づく計算方法における、前記代入を行うために、メモリをアクセスする一定の間隔istrを決定する方法において、 前記代入の前に、所定の基準により、前記istrを決定する方法であって、前記istrが以下の規則に従って決定されることを特徴とするメモリ・アクセス間隔決定方法、 a)前記下三角行列及び上三角行列において対角成分の並びと平行な、非対角成分のそれぞれの並びの中で、少なくとも1つの成分がゼロでない各並びに対して、その対角成分の並びから見て、その非対角成分の並びがいくつ目の平行な要素かを表す数izrをistrで割った場合に、その剰余がゼロにならないistrを選択し、 b)istrとメモリ・バンクの数nbの最大公約数(GCD)を計算し、その結果が1となるistrを選択し、 c)可能な数の候補の中で最も小さいistrを求め、 d)各izrに関して、izrをistrで割った前記剰余で更にistrを割り、その整数部の値が最小であるものをxとする場合、前記xの値が、前記ベクトル・コンピュータで並列に動作するベクトル・プロセッサの数の少なくとも2倍以上となるように、istrの値を決定する。
IPC (2件):
G06F 17/11 ,  G06F 17/16
FI (2件):
G06F 17/11 ,  G06F 17/16 K
引用特許:
審査官引用 (2件)

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