特許
J-GLOBAL ID:201103003070664910

地盤改良工法及び地盤改良装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山名 正彦
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-248697
公開番号(公開出願番号):特開2000-328554
特許番号:特許第3348227号
出願日: 1999年09月02日
公開日(公表日): 2000年11月28日
請求項(抜粋):
【請求項1】地盤改良装置を使用して軟弱地盤を掘削し、原位置の掘削土壌中へ安定材を注入し攪拌混合して軟弱地盤を改良処理する地盤改良工法において、地盤改良装置の掘進軸は、先端部に攪拌掘削軸を接続したスクリュー付駆動軸として構成し、前記スクリューは正転貫入回転方向とは逆巻きのスパイラル状に取り付け、前記攪拌掘削軸の下端部に正逆双方向の回転で掘削能力を発揮する先端掘削カッターを取り付けた構成とすること、地盤改良装置の前記掘進軸による掘削位置の近傍で、地盤の地表面変位が予想される場所又は地表面変位を管理しなくてはならない位置に測距ターゲットを設け、これを測距センサーでリアルタイムに計測する地表面変位計測手段を用意すること、前記掘進軸による掘削位置から遠く離れた場所又は地中変位を管理しなくてはならない位置には地中に深く観測孔を設け、前記観測孔内の深さ方向に一定のピッチで傾斜計、土圧・水圧計などのセンサーを複数設置し、深さ方向に異なる地中変位の発生等をリアルタイムに計測する地中変位計測手段を用意すること、地盤改良装置の掘進軸の先端部及びその全長に割り付けた複数位置に圧力センサーを取り付け、地盤改良時の各深度位置の土圧をリアルタイムに観測すること、前記地盤改良装置の掘進軸を、そのスクリューの非排土方向(正転貫入回転方向)へ貫入回転させて地盤の掘削を進めると共に、前記地表面変位計測手段による地表面変位の観測、及び地中変位計測手段による地中変位の観測、並びに前記圧力センサーによる土圧の観測をそれぞれ行うこと、前記地盤改良装置の掘進軸による地盤の掘削時又は引き揚げ時、及び安定材の注入時に地表面変位計測手段による地表面変位の発生、地中変位計測手段による地中変位の発生、圧力センサーによる土圧の上昇を観測したときは、掘進軸を排土方向の回転に切り換えて行う排土、又は安定材の注入量の制御、若しくは掘進軸の貫入掘削速度または引き揚げ速度の制御のいずれか一を若しくは複数を複合して行い、圧力の低下、変位の解消を図ることを特徴とする、地盤改良工法。
IPC (1件):
E02D 3/12 102
FI (1件):
E02D 3/12 102
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (7件)
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