特許
J-GLOBAL ID:201103004525920142

廃棄物処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男 (外2名)
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-001078
公開番号(公開出願番号):特開2000-205529
特許番号:特許第3077756号
出願日: 1999年01月06日
公開日(公表日): 2000年07月25日
請求項(抜粋):
【請求項1】 廃棄物を低温乾留ガスと不揮発性の熱分解残留物に変換する熱分解炉と、該熱分解炉に接続され、前記低温乾留ガスと熱分解残留物を分離する分離塔と、前記低温乾留ガスを導入する熱分解ガス燃焼室、および、前記熱分解残留物の溶融を行う溶融炉を備え、前記溶融炉から煙突に至る煙道中に排熱蒸気発生装置、空気加熱器、粉塵濾過装置、煙道ガス浄化装置および排気ファンが配置された廃棄物処理装置であって、(a)前記熱分解炉が、熱分解ガス燃焼室からの熱分解ガス燃焼排ガスを加熱ジャケット内に導入することによって加熱されるよう構成され、(b)粉砕器が前記分離塔の熱分解残留物排出側に接続され、(c)分別機が前記粉砕器の排出側に接続され、(d)前記分別機が、主として金属成分を含む粗い粒分を、主として可燃成分を含む細かい粒分から分離するよう構成され、(e)分離した主として可燃成分を含む細かい粒分を搬送用空気が前記溶融炉に供給するよう構成され、(f)前記溶融炉が、供給される搬送用空気と燃焼用空気との旋回流によって高温還元燃焼域と完全燃焼域の燃焼領域を形成し、(g)前記高温還元燃焼域は、可燃成分を含む細かい粒分を理論空気量よりも少ない空気量で燃焼して、溶融流動性スラグを生成し、(h)前記溶融流動性スラグを、溶融炉外に排出するスラグタップを有し、(i)前記完全燃焼域は、可燃成分を含む細かい粒分を理論空気量よりも多い空気量で燃焼し、前記粉塵濾過装置は400°C以上の燃焼排ガスを流入し、その後段に設けた煙道ガス浄化装置には300°C以下に冷却した燃焼排ガスを流入すると共に、前記粉塵濾過装置により燃焼排ガスから分離された濾過粉塵を、主として可燃成分を含む細かい粒分を溜めるホッパへ戻すように構成されていることを特徴とする廃棄物処理装置。
IPC (7件):
F23G 5/027 ZAB ,  B09B 3/00 302 ,  F23G 5/00 115 ,  F23G 5/00 ZAB ,  F23G 5/14 ZAB ,  F23J 1/00 ,  F23J 15/00
FI (7件):
F23G 5/027 ZAB Z ,  B09B 3/00 302 F ,  F23G 5/00 115 Z ,  F23G 5/00 ZAB ,  F23G 5/14 ZAB D ,  F23J 1/00 B ,  F23J 15/00 Z
引用特許:
審査官引用 (8件)
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