特許
J-GLOBAL ID:201103006277458740

ガスタービン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-005533
公開番号(公開出願番号):特開2011-144742
出願日: 2010年01月14日
公開日(公表日): 2011年07月28日
要約:
【課題】使用燃料を切り換える際の排気温度の過度な上昇によるトリップを抑制することができるガスタービンを提供する。【解決手段】燃焼器3に燃料油及び燃料ガスをそれぞれ供給する燃料系統18,19と、IGV1及び燃料系統18,19を制御して吸気流量の調整とともに燃料油と燃料ガスとで燃料を切り換える制御装置16とを備え、制御装置16は、排気温度計14からの信号を基に排気温度が予め設定された上限値を超えないように燃料系統18,19への燃料制御信号を演算する燃料弁排気温度制御部23と、排気温度計14からの信号を基に排気温度が予め設定された上限値を超えないようにIGV1への開度信号を演算するIGV排気温度制御部32と、燃料の切り換え開始から運用停止した燃料系統をパージするまでの間に実排気温度にバイアス値を付加し、パージ後にバイアス値の付加を解除するバイアス付加制御部29,36とを備えている。【選択図】図7
請求項(抜粋):
空気を吸い込み圧縮する圧縮機と、 この圧縮機からの圧縮空気とともに燃料を燃焼する燃焼器と、 この燃焼器で生成した燃焼ガスで駆動するタービンと、 このタービンの排気温度を測定する排気温度測定手段と、 前記圧縮機の吸気流量を調整する調整翼と、 前記燃焼器に第1の燃料を供給する第1の燃料系統と、 前記燃焼器に第2の燃料を供給する第2の燃料系統と、 前記調整翼並びに前記第1及び第2の燃料系統を制御し、前記圧縮機の吸気流量を調整するとともに、第1の燃料と第2の燃料とで燃焼する燃料を切り換える制御装置とを備え、 前記制御装置は、 前記排気温度測定手段からの信号を基に排気温度が予め設定された上限値を超えないように前記第1及び第2の燃料系統への燃料制御信号を演算し出力する燃料弁排気温度制御部と、 前記排気温度測定手段からの信号を基に排気温度が予め設定された上限値を超えないように前記調整翼への開度信号を演算し出力する調整翼排気温度制御部と、 前記燃焼器で燃焼する燃料の切り換え開始から運用停止した燃料系統をパージするまでの間に排気温度の測定値に設定のバイアス値を付加し、パージ後にバイアス値の付加を解除するバイアス付加制御部と を備えていることを特徴とするガスタービン。
IPC (5件):
F02C 9/20 ,  F02C 9/00 ,  F02C 7/232 ,  F02C 9/40 ,  F02C 9/28
FI (5件):
F02C9/20 ,  F02C9/00 B ,  F02C7/232 C ,  F02C9/40 A ,  F02C9/28 C
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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