特許
J-GLOBAL ID:201103012454182849

試料内の対象構造の高空間分解能結像

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ▲吉▼川 俊雄
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-509990
公開番号(公開出願番号):特表2011-521250
出願日: 2009年05月20日
公開日(公表日): 2011年07月21日
要約:
試料内の対象構造の高空間分解能結像のために、物質が、2つの異なる電子状態:第1の蛍光状態及び第2の非蛍光状態を有し、物質を励起させて蛍光させる光により、部分的に第1の状態から第2の状態に変換することができ、第2の状態から第1の状態に回復する物質群から選択され、試料の対象構造はセンサアレイ上に結像され、結像の空間分解能限界は、試料内の物質の最近傍分子の平均間隔よりも大きく(すなわち、悪く)、空間分解能限界よりも大きな寸法を有する試料の領域が光に露出され、物質の部分は、交互に、光により励起して蛍光を発し、第2の状態に変換され、それぞれ第1の状態にある、物質内の分子の少なくとも10%は、第1の状態である最近傍分子から、空間分解能限界よりも大きな距離のところにあり、領域から物質により自然に発せられる蛍光は、試料を光に連続して露出させている間、センサアレイにより記録される複数の画像に登録される。 【選択図】図3
請求項(抜粋):
試料内の対象構造を高空間分解能で撮像する方法であって、 -物質を、 -第1の蛍光性を有する第1の状態及び第2の蛍光性を有する第2の状態を有し、 -一波長の光により励起して、自然に蛍光を発することができ、 -前記一波長の光により、前記第1の状態から前記第2の状態に変換することができ、且つ -前記第2の状態から前記第1の状態に回復することができる 物質群から選択するステップと、 -前記試料の対象構造を前記物質の分子でマーキングするステップと、 -前記試料をセンサアレイ上に結像するステップであって、前記結像の空間分解能限界は、前記試料内の前記物質の最近傍分子の平均間隔よりも大きい(すなわち、悪い)、結像するステップと、 -前記センサアレイ上への前記試料の結像の前記空間分解能限界よりも大きな寸法を有する前記試料の少なくとも1つの領域を前記一波長の光に露出させるステップであって、前記物質の前記分子の部分は、交互に、前記一波長の光で励起されて、自然に蛍光を発し、第2の状態に変換され、それぞれ前記第1の状態にある、前記物質の分子のうちの少なくとも10%が、前記第1の状態にある最近傍分子から、前記センサアレイ上への前記試料の結像の前記空間分解能限界よりも大きな距離のところにある、露出させるステップと、 -前記試料を前記一波長の光に連続露出させている間、前記物質の分子の前記領域から自然に発せられた蛍光を、前記センサアレイにより記録される複数の画像に記録するステップと、 -それぞれ前記第1の状態にあり、前記第1の状態にある最近傍分子から、前記センサアレイへの前記試料の結像の前記空間分解能限界よりも大きな距離のところにある前記物質の前記分子の前記試料内の位置を、前記センサアレイにより記録された前記画像から特定するステップと を有し、前記第1の状態及び前記第2の状態が前記物質の異なる電子状態であることを特徴とする、方法。
IPC (2件):
G01N 21/64 ,  G01N 21/78
FI (3件):
G01N21/64 F ,  G01N21/64 E ,  G01N21/78 C
Fターム (27件):
2G043AA03 ,  2G043BA16 ,  2G043DA01 ,  2G043EA01 ,  2G043FA01 ,  2G043FA02 ,  2G043FA06 ,  2G043HA01 ,  2G043HA09 ,  2G043HA15 ,  2G043JA02 ,  2G043KA02 ,  2G043KA05 ,  2G043KA08 ,  2G043KA09 ,  2G043LA03 ,  2G054AA08 ,  2G054BB08 ,  2G054CE02 ,  2G054EA03 ,  2G054EB01 ,  2G054EB02 ,  2G054FA17 ,  2G054FA19 ,  2G054GA03 ,  2G054GA04 ,  2G054GA05
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)
引用文献:
前のページに戻る