特許
J-GLOBAL ID:201103014034301322

組織中にアンカー固定を確立するための装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人深見特許事務所
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-506547
公開番号(公開出願番号):特表2011-519596
出願日: 2009年04月30日
公開日(公表日): 2011年07月14日
要約:
孔開きシース(2)は、器具(1)の助けによって組織開口の中にアンカー固定され、アンカー固定は、機械振動(特に超音波振動)および振動によって液化可能な材料の助けによって達成される。器具(1)は、振動要素(3)および相手方要素(4)を備える。両方の要素(3および4)の遠位部は、界面(5)で互いに接するようにシースに導入される。液化可能材料はこの界面に位置し、別個の液化可能部分(4.2)を構成する。アンカー固定プロセスのため、振動要素(3)は振動源に接続され、振動要素(3)および相手方要素(4)は、界面(5)での液化可能材料の液化を行なうために互いに対して保持される。振動要素および相手方要素を互いに対して保持するためにこれらに加えられる力の効果により、液化された材料は界面(5)からシース孔(2.1)を通って流れ、組織に浸透し、再凝固した際にその中にしっかりした嵌合接続を形成する。好ましくは、シース(2)は、その軸方向長さに沿って広がる複数のアンカー固定場所でアンカー固定され、この目的のため、界面(5)は、連続するアンカー固定ステップの間にシース(2)内で変位される。シース(2)が所望のようにアンカー固定されると、液化可能材料の残余をおそらく含む器具(1)がシース(2)から取り外され、その内部空間には液化可能材料が実質的になくなる。
請求項(抜粋):
熱可塑性を有する材料の助けによって組織の中にアンカー固定を確立するための装置であって、 シース軸ならびに内側および外側断面を有する孔開きシース(2)と、 能動要素(3)および相手方要素(4)を備える器具(1)とを備え、前記能動要素(3)は、エネルギ源に接続されるのに好適な近端を有し、前記エネルギ源によって生成されるエネルギを前記能動要素(3)の遠位部に伝達することができ、 前記能動要素(3)の遠位部および前記相手方要素(4)の遠位部は、前記シース(2)の前記内側断面に適合されて、前記シースの中へのこれらの遠位部の導入、軸方向に互いに並んでおよび前記シース(2)内で互いに接してこれらの遠位部を位置決めすること、ならびに前記シース(2)内での軸方向へのこれらの遠位部の動きを許す断面を有し、 前記能動要素(3)および前記相手方要素(4)のうち一方の前記遠位部は軸方向通路を備え、他方はその中での軸方向への動きのために前記通路に適合される近位軸部を備え、 熱可塑性を有する前記材料は、前記要素(3,4)が互いに接する界面(5)で、前記能動要素(3)および前記相手方要素(4)のうち一方の上に与えられる、装置。
IPC (2件):
A61B 17/58 ,  A61L 27/00
FI (2件):
A61B17/58 ,  A61L27/00 F
Fターム (8件):
4C081AC03 ,  4C081BB08 ,  4C081CB012 ,  4C081DA01 ,  4C081DB07 ,  4C081DC03 ,  4C160JJ11 ,  4C160LL54
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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