特許
J-GLOBAL ID:201103014265112395

ポリ乳酸樹脂組成物およびそれよりなるフィルム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三原 秀子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-029996
公開番号(公開出願番号):特開2011-162735
出願日: 2010年02月15日
公開日(公表日): 2011年08月25日
要約:
【課題】耐熱性と耐湿熱性とを改善しつつ、マテリアルリサイクルに好適な、成形品の再溶融時の樹脂組成物の耐熱性低下を抑制されたポリ乳酸樹脂組成物を提供すること。【解決手段】下記要件(a)〜(c)を同時に満足するポリ乳酸樹脂組成物。(a)N2雰囲気中20°C/分で25〜260°Cの昇降温を3回繰り返した際に、該昇降温操作前と操作後における融点の差が15°C以下であること。(b)80°C95%RHの条件下100時間保持後の還元粘度低下率が30%未満であること。(c)下記式で示されるステレオコンプレックス結晶化度(S)が80%以上であること。 S(%) = [ΔHms/(ΔHms+ΔHmh)] × 100%【選択図】なし
請求項(抜粋):
下記要件(a)〜(c)を同時に満足するポリ乳酸樹脂組成物。 (a)N2雰囲気中20°C/分で25〜260°Cの昇降温を3回繰り返した際に、該昇降温操作前と操作後における融点の差が15°C以下であること。 (b)80°C95%RHの条件下100時間保持後の還元粘度低下率が30%未満であること。 (c)下記式で示されるステレオコンプレックス結晶化度(S)が80%以上であること。 S(%) = [ΔHms/(ΔHms+ΔHmh)] × 100% (式中、ΔHmsはステレオコンプレックス相ポリ乳酸の結晶融解エンタルピー(J/g)、ΔHmhはホモ相ポリ乳酸の結晶融解エンタルピー(J/g)を表す。なお、DSC測定において、190°C以上に現れる結晶融解ピークがステレオコンプレックス相ポリ乳酸の融解に帰属されるピークであり、190°C未満に現れる結晶融解ピークが、ホモ相ポリ乳酸の融解に帰属される結晶融解ピークである。)
IPC (4件):
C08L 67/04 ,  C08K 5/531 ,  C08K 5/29 ,  C08K 3/32
FI (5件):
C08L67/04 ,  C08K5/5313 ,  C08K5/5317 ,  C08K5/29 ,  C08K3/32
Fターム (17件):
4J002CF181 ,  4J002CF182 ,  4J002DH056 ,  4J002ER007 ,  4J002EW126 ,  4J002EW136 ,  4J002FD206 ,  4J002FD207 ,  4J002GP00 ,  4J002GQ01 ,  4J200AA02 ,  4J200AA04 ,  4J200BA14 ,  4J200CA01 ,  4J200DA29 ,  4J200EA16 ,  4J200EA22
引用特許:
審査官引用 (6件)
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