特許
J-GLOBAL ID:201103014931420091

内燃機関の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 新井 孝治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-160730
公開番号(公開出願番号):特開2011-017253
出願日: 2009年07月07日
公開日(公表日): 2011年01月27日
要約:
【課題】 点火時期の遅角限界を考慮して、吸入空気量及び/または点火時期の制御を適切に行い、機関出力制御の過渡状態における応答性を向上させることができる内燃機関の制御装置を提供する。 【解決手段】 動作点P0で機関が運転されている場合において出力トルクを要求トルクTRQTGTまで減少させる制御を行う。点火時期IGを遅角限界まで遅角したときの出力トルクである遅角限界トルクTRQIGRLを算出し、要求トルクTRQTGTが遅角限界トルクTRQIGRL以上であるときは、点火時期IGの遅角によって出力トルクを要求トルクTRQTGTに一致させる。要求トルクTRQTGTが遅角限界トルクTRQIGRLより小さいときは、点火時期IGを遅角限界まで遅角するとともに吸入空気量が遅角限界吸入空気量GAIRTGTとなるようにスロットル弁開度THを減少させる。【選択図】 図6
請求項(抜粋):
内燃機関の吸入空気量を制御する吸入空気量制御手段を備え、前記機関の吸入空気量及び点火時期の少なくとも一方を変更することにより、前記機関の出力を要求出力に一致させる制御を行う、内燃機関の制御装置において、 前記要求出力が減少したときに前記吸入空気量及び点火時期の少なくとも一方を変更することにより前記機関出力を減少させる出力減少制御を行う出力減少制御手段と、 前記機関の運転状態に応じて前記点火時期の遅角限界を算出する遅角限界算出手段と、 前記要求出力が減少する直前の吸入空気量において前記点火時期を前記遅角限界まで遅角したときの前記機関出力である遅角限界出力を算出する遅角限界出力算出手段と、 前記出力減少制御において前記要求出力が前記遅角限界出力より小さいときに、前記点火時期を前記遅角限界まで遅角した状態において、前記機関出力が前記要求出力と等しくなる吸入空気量である遅角限界吸入空気量を算出する遅角限界吸入空気量算出手段とを備え、 前記出力減少制御手段は、 前記要求出力が前記遅角限界出力以上であるときは、前記点火時期を遅角することにより前記機関出力を前記要求出力に一致させる一方、前記要求出力が前記遅角限界出力より小さいときは、前記点火時期を前記遅角限界まで遅角するとともに、前記吸入空気量が前記遅角限界吸入空気量と一致するように前記吸入空気量制御手段を制御することを特徴とする内燃機関の制御装置。
IPC (4件):
F02D 43/00 ,  F02D 29/00 ,  F02D 41/04 ,  F02P 5/145
FI (5件):
F02D43/00 301K ,  F02D43/00 301B ,  F02D29/00 C ,  F02D41/04 301G ,  F02P5/145 B
Fターム (38件):
3G022CA04 ,  3G022CA05 ,  3G022DA01 ,  3G022DA02 ,  3G022DA10 ,  3G022EA07 ,  3G022GA01 ,  3G022GA05 ,  3G022GA06 ,  3G022GA08 ,  3G022GA09 ,  3G022GA19 ,  3G022GA20 ,  3G093AA05 ,  3G093BA15 ,  3G093CB08 ,  3G093EA02 ,  3G093EA09 ,  3G093EA13 ,  3G093FA08 ,  3G093FB05 ,  3G301JA03 ,  3G301KB10 ,  3G301LA01 ,  3G301NA08 ,  3G301NE01 ,  3G301NE11 ,  3G301NE12 ,  3G301NE19 ,  3G301PE06Z ,  3G384BA02 ,  3G384BA05 ,  3G384BA24 ,  3G384CB06 ,  3G384EB01 ,  3G384EB03 ,  3G384EB04 ,  3G384ED07
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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