特許
J-GLOBAL ID:201103015140312160

非破壊検査方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 三好 秀和 ,  岩▲崎▼ 幸邦 ,  伊藤 正和 ,  高橋 俊一 ,  高松 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-238332
公開番号(公開出願番号):特開2011-085481
出願日: 2009年10月15日
公開日(公表日): 2011年04月28日
要約:
【課題】被検体の形状や場所に制約されずに被検体の状態を非破壊検査できるようにする。【解決手段】中性子発生器13から鉄筋コンクリート3に向けて中性子線13aを照射し、その照射軸線上の基準点13bから照射軸線と直交する径方向にそれぞれ等しい間隔rをおいた測定点13c,13dにおいて、中性子を捕獲した鉄筋コンクリート3の含有元素の原子核から放射される即発γ線のうち、中性子線13aの照射軸線に対して角度θだけ傾斜した方向からの即発γ線成分を、γ線検出部15a,15bによって検出する。そして、γ線検出部15a,15bが同時に検出した即発γ線成分の強度を波高分析器17a,17bによりエネルギー領域別に弁別し、即発γ線成分の強度がどちらも所定のしきい値より高いと同時計数装置19によって判定されたエネルギー領域に基づいて、制御装置21が、鉄筋コンクリート3中に含有される元素の種類と位置を解析する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
被検体に中性子線を照射して、該中性子線の中性子を捕獲した前記被検体の含有元素の原子核から即発γ線を放射させるステップと、 前記中性子線の照射軸線上の所定点から該照射軸線と直交する径方向にそれぞれ等しい間隔をおいた複数の測定点において、前記照射軸線から同じ角度ずつ傾斜した方向からのγ線をそれぞれ検出するステップと、 前記各測定点において検出された前記方向からのγ線の強度をエネルギー領域別に弁別するステップと、 前記被検体への前記中性子線の照射に同期して前記各測定点において同時に検出されたγ線の、同一のエネルギー領域どうしにおける強度の照合に基づいて、前記被検体の含有元素の種類を解析するステップと、 前記被検体に対する前記所定点及び前記各測定点の相対位置と、前記各測定点で検出するγ線の前記方向とに基づいて、前記解析した種類の含有元素の前記被検体における位置を検出するステップと、 を備えることを特徴とする非破壊検査方法。
IPC (1件):
G01N 23/22
FI (1件):
G01N23/22
Fターム (23件):
2G001AA04 ,  2G001AA05 ,  2G001BA01 ,  2G001CA02 ,  2G001DA02 ,  2G001DA06 ,  2G001EA03 ,  2G001FA01 ,  2G001GA01 ,  2G001GA04 ,  2G001GA06 ,  2G001GA08 ,  2G001GA13 ,  2G001JA01 ,  2G001JA13 ,  2G001KA02 ,  2G001LA03 ,  2G001NA04 ,  2G001NA10 ,  2G001NA17 ,  2G001SA02 ,  2G001SA03 ,  2G001SA13
引用特許:
審査官引用 (4件)
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引用文献:
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