特許
J-GLOBAL ID:201103015591229541
片道変動遅延時間の推定方法及びその装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
多田 繁範
, 寺田 雅弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-167559
公開番号(公開出願番号):特開2011-023998
出願日: 2009年07月16日
公開日(公表日): 2011年02月03日
要約:
【課題】パケット通信網を介した通信において、パケットの片道変動遅延をパケットの送信間隔及び到着間隔から推定する。【解決手段】パケット通信を行うシステムにおいて、パケット送信端末は、送信時刻情報を付加してパケットをパケット通信網に送信し、パケット通信網において、パケットを、パケット受信端末と片道変動遅延監視装置6に送信し、片道変動遅延監視装置6において、パケットを受信した際に、パケットの送信時刻及び受信時刻をパケット毎に記録し、記録した時刻からパケット送信間隔とパケット到着間隔を、記録されたパケット全体にわたって計算し、パケット送信間隔とパケット到着間隔から片道変動遅延を計算し、パケット送信端末と片道変動遅延監視装置6との両クロックレートの差を推定し、推定した差による誤差を除去した片道変動遅延から片道変動遅延の初期値を推定し、初期値を用いた片道変動遅延の計算から片道変動遅延を推定する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
パケット送信端末とパケット受信端末とにおいてパケット通信網を介してパケット送受信を行う通信システムにおける片道変動遅延を推定する方法であって、
該パケット送信端末は、送信時刻情報を付加してパケットをパケット通信網に送信し、
前記パケット通信網において、パケットを、パケット受信端末に送信するとともに、パケット通信状況を監視するための監視装置に送信し、
前記監視装置において、
前記パケットを受信した際に、前記送信時刻情報を読み出して前記パケット送信端末からパケットを送信した送信時刻、及びパケットの受信時刻をパケット毎に記録し、
前記記録した時刻からパケット送信間隔とパケット到着間隔を、記録されたパケット全体にわたって計算し、
前記パケット送信間隔と前記パケット到着間隔から片道変動遅延を計算し、
前記パケット送信端末のクロックレートと前記監視装置のクロックレートとの差を推定し、前記片道変動遅延から、当該推定した差による誤差を除去し、
当該誤差を除去した片道変動遅延から片道変動遅延の初期値を推定し、
前記初期値を用いた前記片道変動遅延の計算から片道変動遅延を推定することを特徴とする片道変動遅延推定方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (8件):
5K030GA14
, 5K030HA08
, 5K030HB15
, 5K030HC01
, 5K030JA10
, 5K030KA04
, 5K030MA01
, 5K030MB06
引用特許:
審査官引用 (6件)
-
特開平2-189046
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監視装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2007-297959
出願人:KDDI株式会社
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輻輳防止方法およびパケット通信システム
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-094157
出願人:日本電信電話株式会社
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