特許
J-GLOBAL ID:201103016831652079

対象物検知装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-176557
公開番号(公開出願番号):特開2011-028686
出願日: 2009年07月29日
公開日(公表日): 2011年02月10日
要約:
【課題】光と影の境界にまたがった対象物を高精度に検知できる対象物検知装置を提供する。【解決手段】背景画像100を分析した背景側輝度分布101が双峰性分布であると判定された場合、画像補正手段は、高輝度域102に分布する画素群の輝度分布範囲Li〜Hiを拡大する輝度変換を入力画像110の各画素に施して高輝度側補正画像114を生成するとともに、低輝度域103に分布する画素群の輝度分布範囲Li〜Hiを拡大する輝度変換を入力画像110の各画素に施して低輝度側補正画像124を生成し、高輝度側補正画像114と低輝度側補正画像124の平均画像130を生成する。エッジ抽出手段は平均画像130からエッジ情報を抽出し、対象物検出手段はエッジ情報に基づき対象物を検出する。対象物の輪郭エッジを強調しつつ、光と影の境界エッジを抑圧することができ、検知精度が向上する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
監視空間が撮像された画像から対象物を検知する対象物検知装置であって、 前記監視空間を撮像する撮像部と、 予め前記対象物が存在しないときに撮像された背景画像を記憶している記憶部と、 前記背景画像を分析して背景側輝度分布を算出する輝度分布分析手段と、 前記背景側輝度分布が高輝度域と低輝度域に偏在した双峰性分布であるか否かを判定する双峰性判定手段と、 前記双峰性分布が判定された場合に、前記高輝度域の画素が分布する高輝度側分布範囲を拡大する輝度変換を前記撮像部から入力された入力画像の各画素に施して高輝度側補正画像を生成するとともに前記低輝度域の画素が分布する低輝度側分布範囲を拡大する輝度変換を前記入力画像の各画素に施して低輝度側補正画像を生成し、前記高輝度側補正画像と前記低輝度側補正画像の平均画像を生成する画像補正手段と、 前記入力画像からエッジ情報を抽出するエッジ抽出手段と、 前記エッジ情報に基づいて対象物を検知する対象物検出手段と、 を備え、 前記対象物検出手段は前記平均画像が生成された場合は当該平均画像から前記エッジ情報を抽出することを特徴とする対象物検知装置。
IPC (3件):
G06T 7/60 ,  G06T 7/20 ,  G06T 1/00
FI (3件):
G06T7/60 300A ,  G06T7/20 A ,  G06T1/00 340B
Fターム (15件):
5B057AA16 ,  5B057CE11 ,  5B057DA07 ,  5B057DA08 ,  5B057DB02 ,  5B057DB06 ,  5B057DB09 ,  5B057DC16 ,  5B057DC23 ,  5B057DC36 ,  5L096AA06 ,  5L096BA02 ,  5L096CA04 ,  5L096GA08 ,  5L096HA03
引用特許:
出願人引用 (2件)

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