特許
J-GLOBAL ID:201103017713777343

光記録再生装置に適したチルト調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外1名)
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-223048
公開番号(公開出願番号):特開2000-057607
特許番号:特許第3510161号
出願日: 1999年08月05日
公開日(公表日): 2000年02月25日
請求項(抜粋):
【請求項1】 対物レンズを含む光ピックアップ、前記対物レンズのチルト角を調整するチルト調整手段、所定の基準面に対した前記光ピックアップの傾度を検出する変位センサー、前記光ピックアップから発生された再生信号のジッタ量を検出するジッタ検出手段、前記ジッタ検出手段から検出されたジッタ量を前記チルト調整手段にフィードバックさせてジッタ量が最小となるように制御するチルト制御部を含む光記録再生装置のチルト調整方法において、(a) 光ピックアップ装置にディスクが装着されると前記光ピックアップをディスクの内周位置に移送させ、フォーカス及びトラッキングサーボを駆動してフォーカス及びトラッキングサーボのオフセットを再生信号のジッタが最小となるように調整した後、チルト駆動部を駆動しながら再生信号のジッタが最小となる点で変位センサーの出力S_innerを検出する過程と、(b) 光ピックアップをディスクの外周位置に移動させ、フォーカス及びトラッキングサーボを駆動してフォーカス及びトラッキングサーボのオフセットを再生信号のジッタが最小となるように調整した後、チルト駆動部を駆動しながら再生信号のジッタが最小となる点で変位センサーの出力S_outerを検出する過程と、(c) ディスクの内外周でジッタが最小となる変位量S_inner及びS_outerを貯蔵する過程と、(d) ディスク再生時記憶されたS_inner及びS_outerを参照して補間により再生位置におけるチルト制御値を算出する過程と、(e) 算出されたチルト制御値をチルト駆動部に印加して光ピックアップのチルトを調整する過程とを含み、さらに、チルト駆動部の初期化のために、(f) 電源が印加されると前記チルト駆動部を最大駆動部変位Hmax及び最小駆動部変位Hminとなる様に駆動し、これに相応する変位センサーの出力SmaxとSminを測定した後、平均変位値Savrを得る過程と、(g) 前記変位センサーが平均変位値Savrを示すようにチルト駆動部を駆動する過程とを具備することを特徴とするチルト調整方法。
IPC (1件):
G11B 7/095
FI (1件):
G11B 7/095 G
引用特許:
審査官引用 (3件)

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