特許
J-GLOBAL ID:201103020550530176
車両ロール角演算装置およびそれを用いた車両運動制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
伊藤 洋二
, 三浦 高広
, 水野 史博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-255957
公開番号(公開出願番号):特開2011-098687
出願日: 2009年11月09日
公開日(公表日): 2011年05月19日
要約:
【課題】より精度良く車両のロール角を演算することができる車両ロール角演算装置を提供する。【解決手段】横加速度が基準値を超えたときに初期ロール角を推定し、これを積算ロール角に足し合わせることで、最終的なロール角を演算する。これにより、積算ロール角の積算前に付いていたロール角についても加味した正確なロール角を求めることが可能となる。つまり、横加速度が基準値よりも小さいときに既にロール角が付いていたような場合に、それを加味して初期ロール角を演算することができる。したがって、実際には横転に至るような大きなロール角が発生しているのにも関わらず、推定ロール角が小さい値となることを抑制でき、正確なロール角を演算することが可能となる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
車両の旋回状態量を取得する旋回状態量取得手段(100)と、
ロール角速度を検出するロール角速度検出手段(100)と、
取得した前記旋回状態量が基準値に達したか否かを判定する判定手段(110)と、
前記車両の積載状態を取得する積載状態取得手段(200〜230)と、
前記判定手段により前記旋回状態量が基準値に達したと判定されると、予め定められた前記旋回状態量に対する初期ロール角の関係に基づいて、前記積載状態取得手段にて取得された前記積載状態量に対応する初期ロール角を演算する初期ロール角演算手段(120)と、
前記初期ロール角演算手段で前記初期ロール角が演算されると、該初期ロール角が演算されたときから前記ロール角速度検出手段にて検出された前記ロール角速度を積算することで積算ロール角を演算する積算ロール角演算手段(130)と、
前記初期ロール角演算手段にて演算された前記初期ロール角と前記積算ロール角演算手段にて演算された積算ロール角とを足し合わせることにより、最終的なロール角を演算する最終ロール角演算手段(140)と、を備えていることを特徴とするロール角演算装置。
IPC (2件):
FI (2件):
B60T8/1755 A
, B60R16/02 661Z
Fターム (22件):
3D246BA02
, 3D246CA04
, 3D246DA01
, 3D246GA22
, 3D246GB06
, 3D246HA13A
, 3D246HA14B
, 3D246HA64A
, 3D246HA81A
, 3D246HA82B
, 3D246HA85A
, 3D246HA85B
, 3D246HA95A
, 3D246HA97B
, 3D246HC01
, 3D246JA12
, 3D246JB02
, 3D246LA02Z
, 3D246LA04Z
, 3D246LA08Z
, 3D246LA61Z
, 3D246LA67Z
引用特許:
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