特許
J-GLOBAL ID:201103024282382288

硫酸基転移酵素調製物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 遠山 勉 ,  松倉 秀実 ,  川口 嘉之
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-234750
公開番号(公開出願番号):特開2001-057882
特許番号:特許第4415338号
出願日: 1999年08月20日
公開日(公表日): 2001年03月06日
請求項(抜粋):
【請求項1】下記理化学的性質を有し、SDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動において実質的に均一なバンドを示す、イカ軟骨由来の硫酸基転移酵素調製物。 (1)作用:硫酸基供与体から、グリコサミノグリカンのN-アセチルガラクトサミン4-硫酸残基の6位のヒドロキシル基に、特異的に硫酸基を転移する。 (2)基質特異性:クジラ軟骨由来のコンドロイチン硫酸A、サメ軟骨由来のコンドロイチン硫酸C、ブタ皮由来のデルマタン硫酸には硫酸基を転移する。イカ軟骨由来のコンドロイチン硫酸E、ウシ角膜由来のケラタン硫酸、ウシ腎臓由来のヘパラン硫酸、CDSNS-ヘパリンには硫酸基を実質的に転移しない。 (3)活性化:20mMのMn2+、Mg2+、Ca2+、Sr2+、Ba2+またはCo2+の存在下で活性が増加する。0.1MのNaCl、0.1MのKClまたは0.15mg/mlのプロタミンの存在下で活性が増加する。 (4)阻害:コンドロイチン硫酸Eによって、コンドロイチン硫酸Aへの硫酸基の転移が阻害される。デルマタン硫酸によって、コンドロイチン硫酸Aへの硫酸基の転移が阻害される。コンドロイチン硫酸Aによって、デルマタン硫酸への硫酸基の転移が阻害される。(5)分子量:約63kD、約54kD(SDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動;非還元条件下) (6)至適pH:6.2
IPC (4件):
C12N 9/10 ( 200 6.01) ,  C07K 1/30 ( 200 6.01) ,  C07K 1/22 ( 200 6.01) ,  C12P 17/00 ( 200 6.01)
FI (4件):
C12N 9/10 ,  C07K 1/30 ,  C07K 1/22 ,  C12P 17/00
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)
引用文献:
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