特許
J-GLOBAL ID:201103026352065806

鉄道車両用空気ばね装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 温
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-320755
公開番号(公開出願番号):特開2001-138912
特許番号:特許第4386510号
出願日: 1999年11月11日
公開日(公表日): 2001年05月22日
請求項(抜粋):
【請求項1】 鉄道車両台車(2)の左右に配置された、車体(1)を支える空気ばね本体(4)と、 該空気ばね本体(4)の高さを自動的に調整する高さ調整機構(14)と、 を備える鉄道車両用空気ばね装置であって; 前記高さ調整機構(14)は、前記空気ばね本体(4)と元空気溜め(31)との間に介在して配置された、前記空気ばね本体(4)の空気の抜き入れをする高さ調整弁(16)を有し、 前記空気ばね本体(4)の下には、上下方向の貫通孔(11)が形成されているリング状の弾性部材(10)、及び、その下の補助空気室(12)が配置されており、 前記貫通孔(11)は、絞り(13)を介して前記空気ばね本体(4)と連通されているとともに、前記貫通孔(11)の下端は前記補助空気室(12)に開放されており、 上記空気ばね本体(4)内に、該空気ばね本体(4)内の空間(7)を2つに分割し、分割された空間(7A,7B)相互の間の空気流動に抵抗を与える仕切り板(8)が設けられており、 上記空気ばね本体(4)は、円錐台状の外筒(5)と、その下にリング状に貼られたダイヤフラム状のゴム膜(6)と、を有するとともに、該空気ばね本体(4)の内部には、空気の封入される空間(7)が形成されており、 上記仕切り板(8)として、上記空間(7)の上下方向の中間に、複数の空気孔(9)が設けられているゴム膜(8)が張り渡されており、該ゴム膜(8)の空気孔(9)を介して空気が上封入空間(7A)と下封入空間(7B)の間を流動する際の抵抗により、上記空気ばね本体(4)内の大きな圧力変動が緩和・ダンピングされ、 前記高さ調整機構(14)が作動して前記車体(1)の高さを標準の高さに調整する際に、前記空気ばね本体(4)の急激な内圧低下が緩和されて、前記車体(1)の車輪(18)の輪重減少が低減されることを特徴とする鉄道車両用空気ばね装置。
IPC (3件):
B61F 5/10 ( 200 6.01) ,  F16F 9/04 ( 200 6.01) ,  F16F 9/32 ( 200 6.01)
FI (3件):
B61F 5/10 B ,  F16F 9/04 ,  F16F 9/32 V
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • エアダンパー
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-330298   出願人:北辰工業株式会社

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