特許
J-GLOBAL ID:201103028575794950

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 岡崎 健三 ,  綾田 正道
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-163346
公開番号(公開出願番号):特開2000-351318
特許番号:特許第4184542号
出願日: 1999年06月10日
公開日(公表日): 2000年12月19日
請求項(抜粋):
【請求項1】 車両の駆動力を生成する機関(1)と、 冷媒を加圧して空調装置に供し、外部信号により吐出量を可変できるいわゆる外部制御型の可変容量コンプレッサ(2)と、 そのコンプレッサ(2)などの車両補機を駆動する電気モータなどの補機駆動手段(3)と、 前記コンプレッサ(2)を前記機関(1)の駆動力により駆動する機関駆動力伝達手段(4)と、 前記補機駆動手段(3)により前記コンプレッサ(2)を駆動する補機駆動力伝達手段(5)と、 少なくとも前記コンプレッサ(2)、冷媒凝縮手段(6)、冷媒膨張手段(7)、冷媒蒸発手段(8)及び冷媒を流送する配管などから構成される冷凍サイクル(9)と、 その冷凍サイクル(9)により車室内の空気の温調を行う空調手段(10)を有する空調装置において、 前記コンプレッサ(2)の駆動力を機関(1)から電気モータなどの補機駆動手段(3)へ切り換える際において、補機駆動手段(3)を駆動させるための制御手段(11)を有し、 前記機関(1)、前記コンプレッサ(2)、及び前記補機駆動手段(3)の回転数を検出し、前記制御手段(11)へ出力するとともに、 前記制御手段(11)は、 前記機関(1)と前記コンプレッサ(2)の回転数差、及び前記補機駆動手段(3)と前記コンプレッサ(2)の回転数差を、前記駆動力伝達手段(4)(5)の各プーリ比を考慮に入れて演算する機能を有し、 前記コンプレッサ(2)が前記機関(1)にて前記機関駆動力伝達手段(4)により駆動され、かつ、前記補機駆動手段(3)が前記補機駆動力伝達手段(5)により駆動されている場合において、 前記コンプレッサ(2)の駆動力を前記機関(1)から前記補機駆動手段(3)へ切り換える際、前記回転数差の両方が所定値以内であるときに、前記補機駆動手段(3)の回転数が前記機関(1)の回転数と同期するように前記補機駆動手段(3)を制御する機能を有し、 前記回転数差の少なくとも一方が所定値を超えたとき、前記駆動力伝達手段(4)(5)による駆動力の伝達を遮断する機構を有し、 前記機関(1)の回転数と前記コンプレッサ(2)に内蔵された回転数検出用センサにより検出された前記コンプレッサ(2)の回転数との差、及び前記補機駆動力伝達手段(5)により通電なしで回転し、かつ前記制御手段(11)へ回転数を出力している前記補機駆動手段(3)の回転数と前記コンプレッサ(2)の回転数との差を、各プーリ比を考慮に入れて演算し、いずれか回転数差の大きい方を選択して所定値との比較を行い前記機関駆動力伝達手段(4)による駆動力の伝達を遮断するようにした ことを特徴とする車両用空調装置。
IPC (3件):
B60H 1/32 ( 200 6.01) ,  F25B 27/00 ( 200 6.01) ,  F04B 35/00 ( 200 6.01)
FI (6件):
B60H 1/32 623 K ,  B60H 1/32 623 J ,  B60H 1/32 622 A ,  F25B 27/00 B ,  F04B 35/00 A ,  F04B 35/00 B
引用特許:
審査官引用 (5件)
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