特許
J-GLOBAL ID:201103028824562534

硬質脆性板のくり貫き加工方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-231268
公開番号(公開出願番号):特開2011-116118
出願日: 2010年10月14日
公開日(公表日): 2011年06月16日
要約:
【課題】ガラス板などの硬質脆性板に板厚方向に貫通する丸孔、長孔、溝孔などのくり貫き加工において、加工時に生ずる大きな欠けや割れを可及的に防止すると共に、寸法や形状の異なる丸孔や溝孔を加工することが可能な方法及び装置を提供する。【解決手段】くり貫き砥石は、先端に硬質脆性板を板厚方向に研削してゆく先端面を備えた円筒形の砥石で、加工しようとする丸孔ないし溝幅より小径の砥石である。制御器は、ワーク軸の回転角をθ又はΔθ、砥石台の移動量をxとして、少なくとも以下の関係を保持して制御する溝孔加工手段を備えている。x=(A+R-r)/cosθ、x=CcosΔθ+(R-r)cosφ、但し、sinφ=CsinΔθ/(R-r)、及び、x=(A-R+r)/cosθ。上式中、Rは、溝孔の溝幅の1/2、rは、くり貫き砥石の半径(r<R)である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
先端部外周の先端側が小径となる円錐面(33)と、この円錐面に続く円筒面(34)とを備えたくり貫き砥石(3b)を用い、軸心回りに回転駆動されるホルダ(12)に面を当該軸心と直交する方向にして硬質脆性板を固定し、当該ホルダに対向する前記軸心と平行な回転砥石軸(25b)の先端に前記くり貫き砥石(3b)を装着し、前記くり貫き砥石の円筒面がくり貫こうとする領域の内側に位置するように前記回転砥石軸の位置を設定し、当該位置でくり貫き砥石(3b)を前記硬質脆性板(4)に向けて進出させ、くり貫き砥石(3b)の先端が硬質脆性板(4)を貫通しない深さまで進出させた後、前記領域の周縁の形状に応じて前記ホルダの回転角と前記砥石台の移動量とを関連づけて制御することにより、前記くり貫き砥石の円筒面が前記周縁に接して移動する方向の砥石軸の横移動を開始し、その後前記くり貫き砥石の円筒面(34)で前記周縁の全周を加工する、硬質脆性板のくり貫き加工方法。
IPC (4件):
B28D 5/02 ,  B24B 9/00 ,  B24D 7/18 ,  B24B 19/02
FI (5件):
B28D5/02 Z ,  B24B9/00 601K ,  B24D7/18 A ,  B24D7/18 B ,  B24B19/02
Fターム (21件):
3C049AA02 ,  3C049AA09 ,  3C049AA12 ,  3C049AA13 ,  3C049CA02 ,  3C049CA06 ,  3C049CB03 ,  3C049CB04 ,  3C049CB07 ,  3C063AA02 ,  3C063AB02 ,  3C063AB03 ,  3C063EE20 ,  3C063EE21 ,  3C063EE23 ,  3C063FF06 ,  3C063FF23 ,  3C069AA04 ,  3C069BA09 ,  3C069BB01 ,  3C069CA11
引用特許:
審査官引用 (3件)

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