特許
J-GLOBAL ID:201103029218336339

座屈拘束ブレースの取付構造及びその構築方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-237263
公開番号(公開出願番号):特開2011-084900
出願日: 2009年10月14日
公開日(公表日): 2011年04月28日
要約:
【課題】座屈拘束ブレースを取付ける建築構造物の骨組と座屈拘束ブレースのブレース芯材の端部とを接合する接合部の構造を簡素化し、もって、座屈拘束ブレースを用いた建築構造物のコストを低減する。【解決手段】座屈拘束ブレース10は、長手方向の圧縮荷重及び引張荷重を受けて伸縮するように塑性変形する細長い平板状の複数のブレース芯材12と、それらブレース芯材の周囲を囲繞して補剛している補剛材14とを備えており、ブレース芯材の各々は両端部が補剛材の両端部から外方へ突出している。建築構造物の骨組20には、ガセットプレート22が固設されており、複数のブレース芯材の同一側の端部どうしの間にそのガセットプレートを挟み込めるようにしてある。ブレース芯材の端部及びガセットプレートにはボルト孔24が形成されており、ボルト26とナット28で両者が締結されている。【選択図】図2
請求項(抜粋):
座屈拘束ブレースを建築構造物の骨組に取付けるための座屈拘束ブレースの取付構造において、 前記座屈拘束ブレースは、互いに並列に配設されて互いに平行に延在し、長手方向の圧縮荷重及び引張荷重を受けて伸縮するように塑性変形する細長い平板状の複数のブレース芯材と、前記複数のブレース芯材の周囲を囲繞して前記複数のブレース芯材と平行に延在し、長手方向の圧縮荷重を受けた前記ブレース芯材が座屈するのを防止するべく前記ブレース芯材を補剛している補剛材とを備えており、前記複数のブレース芯材の各々はその両端部が前記補剛材の両端部から外方へ突出しており、 前記建築構造物の前記骨組は、前記座屈拘束ブレースの前記複数のブレース芯材の端部を接合するための鋼板から成るガセットプレートを備えており、該ガセットプレートは前記骨組に固設されており、 前記複数のブレース芯材は、それらブレース芯材の同一側の端部どうしの間に前記ガセットプレートを挟み込めるように構成されており、 前記複数のブレース芯材の端部及び前記ガセットプレートにはボルト孔が形成されており、該ボルト孔に挿通したボルトと該ボルトに螺合したナットとによって前記複数のブレース芯材の端部と前記ガセットプレートとが締結されている、 ことを特徴とする座屈拘束ブレースの取付構造。
IPC (1件):
E04B 1/58
FI (1件):
E04B1/58 F
Fターム (13件):
2E125AA33 ,  2E125AB12 ,  2E125AB13 ,  2E125AC06 ,  2E125AC16 ,  2E125AG03 ,  2E125AG12 ,  2E125BB03 ,  2E125BB22 ,  2E125BD01 ,  2E125CA05 ,  2E125CA06 ,  2E125EA02
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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