特許
J-GLOBAL ID:201103030627436378

負圧ブースタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 落合 健 ,  仁木 一明
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-238882
公開番号(公開出願番号):特開2001-063550
特許番号:特許第4167354号
出願日: 1999年08月25日
公開日(公表日): 2001年03月13日
請求項(抜粋):
【請求項1】 ブースタシェル(1)に,その内部を負圧源(V)に連なる前側の負圧室(2a,3a)と後側の作動室(2b,3b)とに区画するブースタピストン(4,6)を収容し,このブースタピストン(4,6)に,前記ブースタシェル(1)の後壁に摺動自在に支承される弁筒(10)を連設し,この弁筒(10)内に,前後動可能の入力杆(20)と,この入力杆(20)の前後動に応じて作動室(2b,3b)を負圧室(2a,3a)と大気とに連通切換えする制御弁(38)とを配設し,前記弁筒(10)及び入力杆(20)と,前記ブースタシェル(1)に摺動可能に支持される出力杆(25)との間に,入力杆(20)に対する入力と,作動室(2b,3b)及び負圧室(2a,3a)間の気圧差による前記ブースタピストン(4,6)の推力との合力を出力杆(25)に伝達する反力機構(24)を介裝し,この反力機構(24)及び入力杆(20)間を連結する入力プランジャ(18)に,前記弁筒(10)に対する前進に応じて前記作動室(2b,3b)の大気との連通度合いを大きくすべく前記制御弁(38)を作動する弁ピストン(33)を前後方向摺動可能に嵌合し,この弁ピストン(33)の後退限を規定するストッパ手段(45)を前記入力プランジャ(18)に設けると共に,戻しばね(44)により前記弁ピストン(33)を前記ストッパ手段(45)側に付勢し,前記弁筒(10)及び弁ピストン(33)間に,弁ピストン(33)の弁筒(10)に対する前進が所定距離以上になると,前記入力杆(20)及び入力プランジャ(18)に先行して弁ピストン(33)を強制前進させる磁石手段(48,49)を設けた負圧ブースタにおいて, 前記弁ピストン(33)の前端に,これが前記ストッパ手段(45)により規定される後退限に位置するとき,前記入力プランジャ(18)の前向きシール端面(51)に密接して弁ピストン(33)及び入力プランジャ(18)相互の嵌合部をシールし,非作動時に作動室の負圧が大気側へリークしないようにするとともに,入力杆を急速に前進操作した緊急ブレーキ時には,前記磁石手段(48,49)により弁ピストン(33)が入力杆(20)に先行して入力プランジャ(18)上を前進するのに伴い,入力プランジャ(18)のシール端面から離れるシール部材(52)を付設したことを特徴とする,負圧ブースタ。
IPC (1件):
B60T 13/52 ( 200 6.01)
FI (1件):
B60T 13/52 Z
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 倍力装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-350428   出願人:自動車機器株式会社
  • 真空倍力装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-104252   出願人:アイシン精機株式会社
審査官引用 (2件)
  • 倍力装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-350428   出願人:自動車機器株式会社
  • 真空倍力装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-104252   出願人:アイシン精機株式会社

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