特許
J-GLOBAL ID:201103030833654292

アミン液の再生方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳原 成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-189352
公開番号(公開出願番号):特開2011-037805
出願日: 2009年08月18日
公開日(公表日): 2011年02月24日
要約:
【課題】 簡単な装置と操作により、酸成分およびアミンの酸化物その他の変成物を含むアミン液をイオン交換樹脂を用いて効率的に再生し、アミン酸化物その他の変成物含量の低い再生アミン液を得ることが可能なアミン液の再生方法を提案する。【解決手段】 酸性ガスを吸収塔11でアミン液と接触させ酸成分を吸収除去してリッチアミン液を生成し、リッチアミン液を再生塔12で熱分解し、気散性の酸性ガスを放出させ、生成するリーンアミン液の一部をアニオン交換樹脂層6aに通液し、アニオンを交換吸着してリーンアミン液を2次再生する方法において、アミン2次再生工程は、熱安定性アミン塩を構成するアニオンがリークする貫流点となるまで通液可能なリーンアミン液量の75〜85容積%以下のリーンアミン液量を通液した時点で、リーンアミン液の通液を停止し、アニオン交換樹脂層を再生する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
酸成分および酸化性成分を含む酸性ガスを吸収塔においてアミン液と接触させることにより、酸成分および酸化性成分を吸収除去してリッチアミン液を生成する吸収工程と、 酸成分および酸化性成分を吸収したリッチアミン液を再生塔において熱分解し、気散性の酸性ガスを放出させることにより、リッチアミン液を1次再生してリーンアミン液を生成させるアミン1次再生工程と、 リーンアミン液の少なくとも一部をアニオン交換樹脂層に通液し、リーンアミン液に含まれる熱安定性アミン塩を構成するアニオン、およびアミンの酸化物その他の変成物を交換吸着してリーンアミン液を2次再生し、吸収塔に循環させるアミン2次再生工程とを含み、 アミン2次再生工程は、熱安定性アミン塩を構成するアニオンがリークする貫流点となるまで通液可能なリーンアミン液量の75〜85容積%以下のリーンアミン液量を通液した時点で、アニオン交換樹脂層へのリーンアミン液の通液を停止し、アニオン交換樹脂層の再生を行うことを特徴とするアミン液の再生方法。
IPC (2件):
C07C 213/10 ,  C07C 215/12
FI (2件):
C07C213/10 ,  C07C215/12
Fターム (11件):
4H006AA02 ,  4H006AD17 ,  4H006AD18 ,  4H006AD32 ,  4H006BC50 ,  4H006BD20 ,  4H006BD31 ,  4H006BD53 ,  4H006BD84 ,  4H006BN10 ,  4H006BU32
引用特許:
審査官引用 (3件)

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