特許
J-GLOBAL ID:201103031391444940

複合部材およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 落合 健 ,  仁木 一明
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-184225
公開番号(公開出願番号):特開2001-009564
特許番号:特許第4309999号
出願日: 1999年06月29日
公開日(公表日): 2001年01月16日
請求項(抜粋):
【請求項1】Al合金製の部材本体(2)と、その部材本体(2)の鋳造過程で、該部材本体(2)に接合された被鋳ぐるみ材(3)とよりなる複合部材において、 前記被鋳ぐるみ材(3)がニレジスト鋳鉄製の主体(8)と、その主体(8)の前記部材本体(2)側の表面に形成された硬質クロムメッキ層(9)とよりなり、 前記被鋳ぐるみ材(3)は、底部が前記主体(8)に達するように前記硬質クロムメッキ層(9)を貫通していて前記部材本体(2)との接合界面(4)に開口する1以上の凹部(5)を、また前記部材本体(2)は前記凹部(5)に嵌合する1以上の凸部(6)をそれぞれ有していると共に、前記凹部(5)が、前記凸部(6)を形成するAl合金組成の溶湯(13)と前記被鋳ぐるみ材(3)との反応により生じたものであって、開口部分(7)が窄まっており、 前記硬質クロムメッキ層(9)の部材本体(2)側は、該硬質クロムメッキ層(9)とAl合金組成の溶湯(13)との反応で生じたCrAl系金属間化合物層(10)に変化していて、そのCrAl系金属間化合物層(10)の外面が前記接合界面(4)となっており、 また前記各凸部(6)の外周部分は、Al合金組成の溶湯(13)とニレジスト鋳鉄との反応により生じたFeAl系金属間化合物(11)より構成されると共に、その各凸部(6)の基端部分は、前記凹部(5)の開口部分(7)の窄まりに対応してくびれていることを特徴とする複合部材。
IPC (2件):
B22D 19/00 ( 200 6.01) ,  B22D 19/08 ( 200 6.01)
FI (2件):
B22D 19/00 H ,  B22D 19/08 D
引用特許:
審査官引用 (9件)
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