特許
J-GLOBAL ID:201103033016740062
複合エネルギー利用システム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
黒田 博道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-205505
公開番号(公開出願番号):特開2011-058367
出願日: 2009年09月07日
公開日(公表日): 2011年03月24日
要約:
【課題】イニシャルコストを高騰させずに、複数種類のエネルギー源からエネルギーを並行して取り込んで蓄積することが可能となる複合エネルギー利用システムの提供。【解決手段】風力熱発生装置11、太陽光熱源装置12及び燃焼炉装置13で発生する熱をそれぞれ鉱油A、低温溶融塩B及び高温溶融塩Cで取り出して温度差緩和装置50に取り込む。そして、温度差緩和装置50の内部において低温溶融塩B及び高温溶融塩Cで鉱油Aを加熱し、加熱した鉱油Aを蓄熱装置20に蓄えるようにする。これにより、複数種類のエネルギー源からエネルギーを並行して取り込んで蓄積することが可能となる。また、高価な二次電池が不要なうえ、熱媒体として安価な鉱油Aが採用でき、これにより、イニシャルコストの高騰を未然に防止することができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
熱を発生する複数種類の熱源装置と、これら複数種類の熱源装置で発生した熱を蓄積する蓄熱装置と、この蓄熱装置に蓄積された熱を電力に変換して供給する電力変換装置と、前記蓄熱装置に蓄積された熱を利用して所定の機能を発揮する熱利用装置とを備え、前記熱源装置が発生する熱を、前記蓄熱装置に蓄積してから前記電力変換装置及び前記熱利用装置で利用する複合エネルギー利用システムであって、
前記複数種類の熱源装置として、風力で熱を発生させ、発生させた熱で熱媒体を加熱する風力熱発生装置、太陽が照射する光で熱媒体を加熱する太陽光熱源装置、地熱で熱媒体を加熱する地熱装置、及び、燃焼で発生する熱で熱媒体を加熱する燃焼炉装置のうち、少なくとも2種類以上を備え、
これら複数種類の熱源装置と前記蓄熱装置との間に、前記複数種類の熱源装置のそれぞれで加熱された熱媒体を受け入れるとともに、前記複数種類の熱源装置のうち、発生する熱の温度範囲が最も低い熱源装置の熱媒体である低温熱媒体を前記蓄熱装置へ搬送することで前記蓄熱装置への熱エネルギー供給を行うように形成された温度差緩和装置が介装されていることを特徴とする複合エネルギー利用システム。
IPC (5件):
F03G 6/00
, F24J 2/42
, F24J 3/08
, F03G 4/00
, F03G 7/05
FI (5件):
F03G6/00 551
, F24J2/42 M
, F24J3/08
, F03G4/00 521
, F03G7/05 541
引用特許:
審査官引用 (6件)
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バッチプラント用熱回収装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-313674
出願人:石川島播磨重工業株式会社
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複合熱源発電プラント
公報種別:公開公報
出願番号:特願2008-024473
出願人:秋峯辰己
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特開昭52-040244
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