特許

J-GLOBAL ID：201103033605098532

建築部材用継手装置

発明者： 木村 一義
出願人/特許権者： 株式会社シェルター
代理人 (1件)： 笹島 富二雄
公報種別：特許公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-348800
公開番号（公開出願番号）：特開2001-164654
特許番号：特許第3354123号
出願日： 1999年12月08日
公開日（公表日）： 2001年06月19日
請求項（抜粋）：

【請求項1】基本継手部材と、該基本継手部材に対して選択的に組み付けられる第1の応用継手部材,第2の応用継手部材及び第3の応用継手部材と、を含んで構成される建築部材用継手装置であって、前記基本継手部材は、縦方向の建築部材の頭部の第1の一文字の溝に嵌入される横板部,該横板部の一側端部から下方に延び、横方向の建築部材の側端部の一文字の溝に嵌入される縦板部、及び、鉛直上方向に延びつつ前記縦方向の建築部材の頭部に結合される他の縦方向の建築部材の下端部の一文字の溝に嵌入される下方に開放された略コ字形状の連結板部からなり、鉛直方向に板面が延びる連結板と、該連結板の横板部の上縁部の近接する2位置から互いに相反する方向であって、それぞれ該横板部の板面と直角方向でかつ水平方向に板面が延び、前記縦方向の建築部材の頭部に係止される一対の係止板と、を含んで構成され、前記横板部には、下縁の前記一対の係止板の境部位置に対応する位置から鉛直上方向に延びる細溝、及び、該細溝を間に挟んだ両側位置にそれぞれ縦方向の建築部材に締結するための締結具の挿通孔が形成されると共に、上端部の一対の係止板の両側位置に前記連結板部の下端が連接され、前記縦板部には、横方向の建築部材に締結するための締結具の挿通孔が形成され、前記連結板部には、前記他の縦方向の建築部材に締結するための締結具の挿通孔が形成され、前記第1の応用継手部材は、縦方向の建築部材の頭部の前記第1の一文字の溝と直交する第2の一文字の溝に嵌入される鉛直方向に板面が延びる連結板と、該連結板の上縁部の近接する2位置から互いに相反する方向であって、それぞれ連結板の板面と直角方向でかつ水平方向に板面が延び、前記縦方向の建築部材の頭部に係止される一対の係止板と、を含んで構成され、前記連結板には、上縁の前記一対の係止板の境部位置に対応する位置から鉛直下方向に延びる細溝が形成されると共に、該細溝を間に挟んだ両側位置にそれぞれ縦方向の建築部材に締結するための締結具の挿通孔が形成され、前記第2の応用継手部材は、縦方向の建築部材の頭部の第1の一文字の溝と直交する第2の一文字の溝に嵌入される横板部と該横板部の一側端部から下方に延び、横方向の建築部材の側端部の一文字の溝に嵌入される縦板部とからなり、鉛直方向に板面が延びる略L字形状の連結板と、該連結板の横板部の上縁部の近接する2位置から互いに相反する方向であって、それぞれ該横板部の板面と直角方向でかつ水平方向に板面が延び、前記縦方向の建築部材の頭部に係止される一対の係止板と、を含んで構成され、前記横板部には、上縁の前記一対の係止板の境部位置に対応する位置から鉛直下方向に延びる細溝が形成されると共に、該細溝を間に挟んだ両側位置にそれぞれ縦方向の建築部材に締結するための締結具の挿通孔が形成され、前記縦板部には、横方向の建築部材に締結するための締結具の挿通孔が形成され、前記第3の応用継手部材は、縦方向の建築部材の頭部の第1の一文字の溝と直交する第2の一文字の溝に嵌入される横板部と該横板部の両側端部から下方に延び、それぞれ横方向の建築部材の側端部の一文字の溝に嵌入される一対の縦板部とからなり、鉛直方向に板面が延びる略コ字形状の連結板と、該連結板の横板部の上縁部の近接する2位置から互いに相反する方向であって、それぞれ該横板部の板面と直角方向でかつ水平方向に板面が延び、前記縦方向の建築部材の頭部に係止される一対の係止板と、を含んで構成され、前記横板部には、上縁の前記一対の係止板の境部位置に対応する位置から鉛直下方向に延びる細溝が形成されると共に、該細溝を間に挟んだ両側位置にそれぞれ縦方向の建築部材に締結するための締結具の挿通孔が形成され、前記一対の縦板部には、それぞれ横方向の建築部材に締結するための締結具の挿通孔が形成され、基本継手部材と第1の応用継手部材,第2の応用継手部材及び第3の応用継手部材のうちのいずれかとは、両者の細溝それぞれを相手側に差し込むことより、基本継手部材の連結板の横板部と第1の応用継手部材,第2の応用継手部材及び第3の応用継手部材のうちのいずれかの連結板とが十文字をなすように、かつ、基本継手部材の係止板と第1の応用継手部材,第2の応用継手部材及び第3の応用継手部材のうちのいずれかの係止板とが同一面に並ぶように、組み付けられることを特徴とする建築部材用継手装置。

IPC (2件)：

E04B 1/26 ,  E04B 1/58 505

FI (2件)：

E04B 1/26 G ,  E04B 1/58 505 L

引用特許：

出願人引用 (3件)

• 軸組工法に用いる接合部材
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-019480   出願人：フクビ化学工業株式会社
• 建築用継手部材
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-226222   出願人：株式会社益田建設
• 建築用継手金具
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-151982   出願人：段谷産業株式会社

審査官引用 (3件)

• 軸組工法に用いる接合部材
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-019480   出願人：フクビ化学工業株式会社
• 建築用継手部材
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-226222   出願人：株式会社益田建設
• 建築用継手金具
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-151982   出願人：段谷産業株式会社