特許
J-GLOBAL ID:201103033730254600

音響式流速計測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-317939
公開番号(公開出願番号):特開2000-206133
特許番号:特許第3876370号
出願日: 1999年11月09日
公開日(公表日): 2000年07月28日
請求項(抜粋):
【請求項1】 気体の流路に臨ませて異なる位置に配置する複数の送信器及び受信器と、自己相関性を有する疑似ランダム信号を生成し、該疑似ランダム信号に応じて前記各送信器より前記気体の流れの方向に対して斜めに横切る第1の伝播経路と、前記気体の流れの方向に対してほぼ垂直に横切る第2の伝播経路とに音波を伝播させる送信信号生成手段と、前記各受信器で受信した音波に応じた信号と前記疑似ランダム信号との相関をとり、前記各受信器で受信した音波に応じた信号と前記疑似ランダム信号との位相が一致したときに最大値を出力するマッチドフィルタと、前記最大値を得た時刻から第1の伝播経路での前記音波の伝播時間と、前記第2の伝播経路での前記音波の伝播時間とを検出して前記気体の流速を算出する流速計算手段と、周波数特性解析手段とを備え、前記周波数特性解析手段は、前記送信器から音波を送信していないときに前記受信器が受信した前記流路内の騒音の周波数特性を解析し、前記送信信号生成手段は、解析された騒音の周波数特性に応じて騒音が少ない周波数帯域内の周波数の信号を用いて前記疑似ランダム信号を生成し、前記流速計測手段は、前記検出結果に応じて前記第1の伝播経路の距離と前記第2の伝播経路の距離との比率を算出し、該比率に基づいて前記流路の熱膨張による前記第1の伝播経路の距離と、前記第1の伝播経路が前記気体の流れの方向となす角度とを補正し、該補正後の前記第1の伝播経路の距離と前記角度と前記第1の伝播経路での前記音波の伝播時間とに基づいて前記気体の流速を算出することを特徴とする音響式流速計測装置。
IPC (3件):
G01P 5/00 ( 200 6.01) ,  G01F 1/66 ( 200 6.01) ,  G01F 1/86 ( 200 6.01)
FI (3件):
G01P 5/00 B ,  G01F 1/66 101 ,  G01F 1/86
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 流速測定方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-255763   出願人:日本鋼管株式会社
  • 音響式ガス温度計測装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-336377   出願人:バブコック日立株式会社
  • 超音波温度流速計
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-204794   出願人:三菱重工業株式会社
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