特許
J-GLOBAL ID:201103035154705076
車両用灯具
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-204822
公開番号(公開出願番号):特開2011-054527
出願日: 2009年09月04日
公開日(公表日): 2011年03月17日
要約:
【課題】ライトガイドを用いた光学系により、配光パターンの明暗境界の方向に光を照射する場合に、明暗境界の上側に色分散による意図しない照明領域が発生する不具合を軽減することができる車両用灯具を提供する。【解決手段】車両用灯具1は、すれ違い光用の配光パターンの照明光を照射するもので、LED光源30と、ライトガイドであるレンズ体10とを備え、レンズ体10には、入射面12、反射面16、出射面18が形成されている。そして、LED光源30の光放出面30Aの最後端である光放出点30Bからは、明暗境界線を形成するための光が出射されるが、光放出点30Bから放出された光線のうち、入射面12に垂直に入射する屈折の生じない光線X1は、出射面18から明暗境界線の角度方向に出射され、入射面12で屈折し色分散が生じる光線X2、X3は、明暗境界線よりも下向きの角度方向に出射される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
複数波長の可視光を発する光源と、入射面、反射面及び出射面を有するレンズ体であって、前記入射面より前記レンズ体内部に入射した前記光源からの光を前記反射面で所定方向に反射して前記出射面から前記レンズ体外部に出射するレンズ体と、を備えた車両用灯具において、
前記光源の所定点から前記入射面に入射した可視光領域の光線に含まれる緑色の波長の光線が所定配光パターンの明暗境界の方向に前記出射面から出射されるように構成され、かつ、前記明暗境界の方向に前記出射面から出射される緑色の波長の光線のうち、前記反射面の上下方向の略中央の位置で反射する光線が前記入射面及び出射面において屈折を生じない非屈折光路を通過し、該非屈折光路の光線よりも前記反射面の上側及び下側の位置で反射する光線が前記入射面又は出射面において屈折を生じる屈折光路を通過するように構成された前記レンズ体の入射面、反射面及び出射面の形状に対して、
前記屈折光路の屈折により色分散された緑色の波長以外の光線が前記明暗境界の方向よりも上向きの方向にならないようにするため、前記レンズ体の入射面、反射面及び出射面のうち少なくとも1つの面が、前記屈折光路を通過する緑色の波長の光線を前記明暗境界の方向よりも下向きの方向に前記出射面から出射するように補正された形状を有することを特徴とする車両用灯具。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (6件):
3K243AA08
, 3K243AB02
, 3K243AC06
, 3K243BC02
, 3K243BE02
, 3K243CA02
引用特許:
審査官引用 (3件)
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車両用照明灯具
公報種別:公開公報
出願番号:特願2005-143439
出願人:株式会社小糸製作所
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車両用灯具ユニット
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-068592
出願人:株式会社小糸製作所
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車両用灯具ユニット
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-033397
出願人:株式会社小糸製作所
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