特許
J-GLOBAL ID:201103035817737929

外部記憶装置の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 筒井 大和
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-310860
公開番号(公開出願番号):特開2003-114768
特許番号:特許第3955453号
出願日: 2001年10月09日
公開日(公表日): 2003年04月18日
請求項(抜粋):
【請求項1】ホストコンピュータに接続され、当該ホストコンピュータとの間で、情報の送受を行う外部記憶装置であって、1又は2以上のディスク制御装置と、これに支配される正副の複数のボリュームとを有し、これら正副のボリュームの間でペアを作成し、データの複製を行う機能を有する外部記憶装置の制御方法において、 データを格納する正ボリュームと、当該正ボリュームの前記データの複製を格納する副ボリュームとでペアを構成し、前記ペアをペア管理情報でペア毎に管理し、 前記ホストコンピュータから、前記正ボリュームを前記副ボリュームと同期させるか否かの情報を伴ったリストア要求を受領した場合、 前記ディスク制御装置の制御プロセッサは、受領したパラメータの正ボリューム番号と副ボリューム番号とから、リストアの対象となるペアの前記ペア管理情報を見つけ、 前記パラメータのコピー要否フラグにしたがって前記ペア管理情報のコピー要否フラグの設定を行い、 前記リストア処理に当たって、前記正ボリュームと前記副ボリュームの物理アドレスを入れ替え、 次に、前記正ボリュームと前記副ボリュームとの間の同期をとるコピー処理を起動する処理として差分量監視処理を行う場合、 前記ペア管理情報のペア状態を参照し、当該ペアが前記正ボリュームと前記副ボリュームとの間の同期が必要なペア状態かどうかを調べ、 同期をとることが必要なペア状態の場合、前記ペア管理情報の差分量を参照し、コピー処理を起動する閾値を超えているかどうかを調べ、 閾値を超えている場合には、前記ペア管理情報のコピー要否フラグを参照し、リストア要求においてどのように指定されたかを調べ、コピー要否フラグが「コピー要」の場合には、コピー処理を起動し、コピー要否フラグが「コピー不要」の場合には処理を終了するものであり、 前記リストア要求の処理後に、前記正ボリュームと前記副ボリュームとの間のデータの同期をとるかどうかを、互いに異なるディスク制御装置にまたがった正ボリュームと副ボリュームとのペアを単位として指定する場合、 前記ホストコンピュータは、前記ディスク制御装置に対して、リストア要求の処理後に前記正ボリュームと前記副ボリュームとの間でデータの同期をとるかどうかを示すコマンドを発行し、 前記コマンドを受領した前記ディスク制御装置は、そのディスク制御装置の制御メモリに、その情報を格納し、 前記差分量監視処理を行う場合は、前記情報を参照してコピー処理の起動を行うか否かを決定し、 前記データの解析を行うバックアップ/リストア処理を実行する場合、 前記データの整合性がとれている時点で、前記ペアを分割することにより、前記副ボリュームにバックアップデータを作成し、 前記正ボリュームのデータが消去/破壊/改ざんされた場合、 前記ホストコンピュータから「同期不要」のパラメータつきのリストア要求を前記ディスク制御装置に発行し、 前記ディスク制御装置では、リストア処理が実行され、前記正副のボリュームが入れ替わる一方、前記正ボリュームと前記副ボリュームとの間のデータの同期は行われず、 前記リストア処理により、前記正ボリュームの物理アドレスでアクセスするとバックアップデータにアクセスでき、前記副ボリュームの物理アドレスでアクセスすると消去/破壊/改ざんされたデータにアクセスでき、 前記ホストコンピュータは、前記リストア処理を実施後、従来どおりの物理アドレスでデータ処理やホームページの開示を再開し、更に、元の副ボリュームの物理アドレスを使って消去/破壊/改ざんされたデータにアクセスし、当該データの解析を行い、 前記制御プロセッサは、前記ホストコンピュータから、同期要求を受領した場合には、前記コピー要否フラグに「コピー要」を設定する、 外部記憶装置の制御方法。
IPC (3件):
G06F 3/06 ( 200 6.01) ,  G06F 12/00 ( 200 6.01) ,  G06F 12/16 ( 200 6.01)
FI (4件):
G06F 3/06 304 E ,  G06F 12/00 510 B ,  G06F 12/00 531 D ,  G06F 12/16 310 J
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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