特許
J-GLOBAL ID:201103035871800318

空気入りタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 杉村 憲司 ,  来間 清志 ,  澤田 達也 ,  冨田 和幸 ,  寺嶋 勇太
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-244445
公開番号(公開出願番号):特開2011-088565
出願日: 2009年10月23日
公開日(公表日): 2011年05月06日
要約:
【課題】タイヤの軽量化を図りつつ、リムフランジとの接触域近傍におけるゴムのへたりの発生、オゾンクラックの発生および操安性の低下を抑制すると共にビード部の耐久性を向上させた空気入りタイヤを提供する。【解決手段】ビード部の外面ゴム部分に薄肉部を設け、カーカスの外周面に沿ってビードコアの周りに巻き返された補強層を配設し、適用リムへの装着姿勢で、前記補強層のタイヤ径方向内端位置からタイヤ径方向に沿って測定して、薄肉部のゴム厚み減少開始位置までの距離をH0、補強層のカーカス本体部側のタイヤ径方向外端位置までの距離をH1、そして補強層のカーカス折返し部側のタイヤ径方向外端位置までの距離をH2とするとき、H0、H1及びH2が、H1<H0<H2の不等式を満足するようにした空気入りタイヤである。【選択図】図2
請求項(抜粋):
トレッド部から一対のサイドウォール部を介して一対のビード部にわたってトロイド状に延び、ビード部内に埋設されたビードコアに係止されるカーカス本体部と、該カーカス本体部から延びビードコアの周りに折り返されてなるカーカス折返し部とで構成される、少なくとも1プライからなるカーカスを具える空気入りタイヤであって、 タイヤを適用リムに装着し、所定空気圧を適用した無負荷状態でリムフランジの外端位置よりもタイヤ径方向外方に位置する、少なくともビード部の外面ゴム部分に、タイヤ径方向外方に向かってゴム厚みが減少する薄肉部を設け、 前記カーカスの外周面に沿ってビードコアの周りに巻き返された、有機繊維コードのゴム被覆シートからなる少なくとも1枚の補強層を配設し、 前記タイヤの適用リムへの装着姿勢で、前記補強層のタイヤ径方向内端位置からタイヤ径方向に沿って測定して、前記薄肉部のゴム厚み減少開始位置までの距離をH0、前記補強層のカーカス本体部側のタイヤ径方向外端位置までの距離をH1、そして前記補強層のカーカス折返し部側のタイヤ径方向外端位置までの距離をH2とするとき、H0、H1及びH2が、H1<H0<H2の不等式を満足するようにしたことを特徴とする空気入りタイヤ。
IPC (2件):
B60C 15/06 ,  B60C 15/00
FI (5件):
B60C15/06 N ,  B60C15/00 M ,  B60C15/06 C ,  B60C15/00 C ,  B60C15/06 F
引用特許:
審査官引用 (5件)
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