特許
J-GLOBAL ID:201103038429165351

電気泳動システム及び電気泳動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 三好 秀和 ,  伊藤 正和 ,  鈴木 壯兵衞
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-202910
公開番号(公開出願番号):特開2011-053111
出願日: 2009年09月02日
公開日(公表日): 2011年03月17日
要約:
【課題】有効泳動長を自由に変更し、様々な泳動条件を必要とする分離媒体の測定を自動化し、分析コストの低減を図ることが可能な電気泳動システム及び電気泳動方法を提供する。【解決手段】分離流路16を有した透明材料からなるマイクロチップ(15,17)、分離流路16に分離媒体を導入する導入用リザーバ12i、マイクロチップを搭載し、分離流路16の幅よりも広い幅を有し、分離流路16の長手方向に伸延する光学的経路形成手段22を一部に有する保持基板21を備えた電気泳動装置2と、光学的経路形成手段22を介して分離流路16に導入された分離媒体からの反射光若しくは透過光を測定する光学測定系5とを備え、分離流路16の長手方向に沿って、光学測定系5を電気泳動装置2に対し相対的に移動させることにより、導入用リザーバ12iの位置から光学測定系5の分離流路16における検出位置までの距離を連続的に変化せる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
分離流路と該分離流路の両端に設けられた導入用液溜部及び排出用液溜部を有した透明材料からなるマイクロチップ、前記導入用液溜部に接続され前記分離流路に分離媒体を導入する導入用リザーバ、前記排出用液溜部に接続され前記分離流路から分離媒体を排出する排出用リザーバ、該導入用リザーバ及び排出用リザーバにそれぞれ挿入され、前記分離流路に電気泳動用の電圧を印加する一対の電極、前記マイクロチップを搭載し、前記分離流路の幅よりも広い幅を有し、前記分離流路の長手方向に伸延する光学的経路形成手段を少なくとも一部に有する保持基板を備えた電気泳動装置と、 前記保持基板の下方に配置され、前記光学的経路形成手段を介して前記分離流路に導入された前記分離媒体からの反射光若しくは透過光を測定する光学測定系 とを備え、 前記光学的経路形成手段は、前記光学測定系の光路に対して阻害がなく、前記分離流路の長手方向に沿って、前記光学測定系を電気泳動装置に対し相対的に移動させることにより、前記導入用リザーバの位置から前記光学測定系の分離流路における検出位置までの距離を連続的に変化せることが可能であることを特徴とする電気泳動システム。
IPC (2件):
G01N 27/447 ,  G01N 37/00
FI (4件):
G01N27/26 301C ,  G01N27/26 331E ,  G01N27/26 331K ,  G01N37/00 101
引用特許:
審査官引用 (6件)
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