特許
J-GLOBAL ID:201103038578738879

鋼管複合加工設備と鋼管加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮崎 昭夫 (外3名)
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-219013
公開番号(公開出願番号):特開2002-035849
特許番号:特許第3538125号
出願日: 2000年07月19日
公開日(公表日): 2002年02月05日
請求項(抜粋):
【請求項1】 それぞれの鋼管の外壁に沿って内周面が摺動可能なルーズフランジの結合によって2個の鋼管の端部が締結可能なように、該鋼管の端部を該鋼管の外側に折り曲げて鍔出しするフレア加工を行うための鋼管加工装置と鋼管保持装置とを備えており、前記鋼管加工装置は、前記鋼管の端部を鍔出しの中間の第1位置まで拡開させる第1の加工ヘッドと、第1位置まで拡開された鋼管の端部を所定の鍔出しの位置まで押圧変形させる第2の加工ヘッドとを備え、前記鋼管保持装置は、該鋼管の外面を両側から挟持する交換可能なクランプチャックを備える鋼管複合加工設備において、前記鋼管加工装置は、駆動装置によって回転する主軸と、該主軸に固定されて主軸とともに回転する回転フレームと、第1の加工ヘッドユニットを所定の固定点を旋回中心として旋回摺動させるための2本のガイド溝を備え、前記回転フレーム上で半径方向に摺動固定可能なスライドユニットと、該スライドユニット上に配設され、該スライドユニットに設けられた2本の前記ガイド溝に係合する2個のガイドローラーによって案内され、第1の油圧シリンダの伸縮により該スライドユニット上を第1の位置から第2の位置まで旋回摺動可能な第1の加工ヘッドユニットと、該第1の加工ヘッドユニットに該第1の加工ヘッドユニットの前記第1の位置で前記主軸と平行方向となるように取り付けられる自由回転可能な円柱ローラー状の第1の加工ヘッドであって、前記主軸の回転と前記第1の加工ヘッドユニットの旋回摺動動作とによって該第1の加工ヘッドが内面に接触する前記鋼管の管端部を鍔出しの中間の第1位置まで拡開させる第1の加工ヘッドと、該スライドユニット上に一端が軸支され、ロッドの他端が前記第1の加工ヘッドユニットに軸支されて該第1の加工ヘッドユニットを旋回摺動させる第1の油圧シリンダと、前記回転フレーム上に固定された第2の加工ヘッドユニットと、該第2の加工ヘッドユニットに前記主軸に直交する方向に取り付けられた自由回転可能な円柱ローラー状の第2の加工ヘッドであって、前記第1位置まで拡開された前記鋼管の管端部を前記主軸の回転と前進とによって所定の鍔出し角度まで押圧変形させる第2の加工ヘッドと、前記主軸と前記駆動装置とを格納して該主軸を回転・押圧可能に保持するスライドベースと、該スライドベースの両側面と前記駆動装置底面とのスライダを摺動可能に保持するガイドロットと該スライドベースを主軸方向に摺動させる第2の油圧シリンダと、各油圧シリンダに油圧を供給して制御する油圧発生分配装置と、を備え、前記鋼管保持装置は、加工対象の前記鋼管の外径に合わせて交換可能であり、該鋼管の外面を両側から挟持するクランプチャックと、前記鋼管が所定の位置に保持されるようにそのロットが該クランプチャックを支持して固定する第3の油圧シリンダと、を備え、共通架台が、前記ガイドロットを固定し、前記第2の油圧シリンダの一端を固定し、前記油圧発生分配装置と前記鋼管保持装置とを搭載して、前記第2の油圧シリンダの固定部と前記鋼管保持装置の固定枠とをロッドで連結して固定する、ことを特徴とする鋼管複合加工設備。
IPC (1件):
B21D 19/04
FI (1件):
B21D 19/04 A
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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