特許
J-GLOBAL ID:201103039507397724
匂い識別方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鹿島 義雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-035391
公開番号(公開出願番号):特開2011-169830
出願日: 2010年02月19日
公開日(公表日): 2011年09月01日
要約:
【課題】匂いサンプルの濃度による影響の小さい特徴量を利用して匂い識別を行う方法の提供。【解決手段】複数のセンサからの各検出信号の最大変位量に基づき最大値ベクトル(ΔVmaxd,s)を算出する最大値ベクトル算出工程と、匂いサンプルごとの最大値ベクトル(ΔVmaxd,s)のノルム‖ΔVmaxd‖、及び同一種で濃度が異なる匂いサンプルについてのノルム‖ΔVmaxd‖の平均値<‖ΔVmaxd‖>とを算出し、式(1)によって最大値ベクトルのノルムを1にし、前記平均値を掛けることにより濃度情報を含めた正規化を行い濃度正規化特徴量(ΔVregd,s)とする濃度正規化特徴量算出工程と、取得した濃度正規化特徴量(ΔVregd,s)に基づき匂い識別のパターン認識の演算処理を行う識別工程とにより匂い識別を行う。ΔVregd,s={(ΔVmaxd,s)/‖ΔVmaxd‖}・<‖ΔVmaxd‖>・・・(1)【選択図】図7
請求項(抜粋):
匂いに対する特性が異なる複数の匂いセンサ(s)を容器内に設置するとともに、採取した匂いサンプル(d)を一定流量で前記容器内に供給することにより前記匂いセンサ群による匂い測定を所定時間以上行い、前記匂い測定を同一種の匂いサンプルについての異なる濃度の匂いサンプルについても行い、各センサおよび各濃度について得た検出信号群に基づいて匂いサンプルの匂いを識別する匂い識別方法であって、
匂いサンプルを流す前の基準信号値と匂いサンプルを流した後の最大信号値との差分である最大変位量を算出し、各検出信号の最大変位量に基づいて最大値ベクトル(ΔVmaxd,s)を算出する最大値ベクトル算出工程と、
匂いサンプルごとの前記最大値ベクトル(ΔVmaxd,s)のノルム‖ΔVmaxd‖、および、同一種で濃度が異なる匂いサンプルについてのノルム‖ΔVmaxd‖の平均値<‖ΔVmaxd‖>を算出し、式(1)によって最大値ベクトルのノルムを1にした上で前記平均値を掛けることにより濃度情報を含めた正規化を行って濃度正規化特徴量(ΔVregd,s)とする濃度正規化特徴量算出工程と、
取得した濃度正規化特徴量(ΔVregd,s)に基づいて匂い識別の演算処理を行う識別工程とからなる匂い識別方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (4件):
2G046AA01
, 2G046AA34
, 2G046DC01
, 2G046DC18
引用特許:
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