特許
J-GLOBAL ID:201103039832568586

共重合体の定量方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  渡邊 隆 ,  鈴木 三義 ,  西 和哉 ,  村山 靖彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-252192
公開番号(公開出願番号):特開2011-085564
出願日: 2009年11月02日
公開日(公表日): 2011年04月28日
要約:
【課題】n(nは2以上の整数)個の構成単位からなる共重合体の組成及びランナンバーを、簡易に高精度に同時に定量する共重合体の定量方法を提供する。【解決手段】本発明の共重合体の定量方法は、n個の構成単位からなる共重合体のランナンバーと組成の定量を行い、目的主成分分析部がランナンバーと組成との主成分分析を行い、目的変数の主成分を出力し、説明主成分分析部が既知サンプルの共重合体のNMR測定の化学シフトと信号強度との関係から説明変数の主成分を出力し、モデル生成部が部分最小二乗回帰により目的変数と説明変数との回帰式を求め、サンプル解析部が回帰式を用い、未知サンプルの化学シフト・信号強度から、未知サンプルのランナンバー・組成を算出し、目的主成分分析部が目的変数の主成分を、第1主成分から第(n-1)主成分として(n-1)個の構成単位に関する組成、第n主成分としてランナンバーを抽出する既知サンプルを用いる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
n(nは2以上の整数)個の構成単位からなる共重合体におけるランナンバーと組成の定量方法であり、 目的主成分分析部が、既知サンプルの共重合体の前記ランナンバー及び前記組成に対して主成分分析を行い、目的変数としての主成分得点を出力する目的主成分分析工程と、 説明主成分分析部が、前記既知サンプル及び未知サンプルのNMR測定における化学シフトと信号強度とに対して主成分分析を行い、説明変数としての主成分得点を出力する説明主成分分析工程と、 モデル生成部が、部分最小二乗回帰(PLS)により前記目的変数と前記説明変数との回帰式を求め、サンプルモデルを生成するモデル生成工程と、 サンプル解析部が、前記サンプルモデルを用い、未知サンプルの化学シフトと信号強度とから求めた主成分得点から、未知サンプルのランナンバーと組成とを算出するサンプル解析工程と を有し、 前記目的主成分分析部が、前記目的主成分分析工程において前記目的変数としての主成分を、第1主成分から第(n-1)主成分として(n-1)個の構成単位に関する組成、第n主成分としてランナンバーを抽出するよう作成した既知サンプルを用いる共重合体の定量方法。
IPC (1件):
G01N 24/08
FI (1件):
G01N24/08 510P
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)
引用文献:
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