特許
J-GLOBAL ID:201103040500786430

対向ピストン型ディスクブレーキ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小山 武男 ,  小山 欽造
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-318880
公開番号(公開出願番号):特開2003-120724
特許番号:特許第4076750号
出願日: 2001年10月17日
公開日(公表日): 2003年04月23日
請求項(抜粋):
【請求項1】 車輪と共に回転するロータを挟んで設けられた、互いに一体に結合されたアウタボディ部及びインナボディ部を有するキャリパと、これらアウタボディ部及びインナボディ部に、互いに対向する状態で設けられた、それぞれ複数ずつのアウタシリンダ及びインナシリンダと、これら各シリンダ内に油密に且つ上記ロータの軸方向に関する変位自在に嵌装された複数のピストンと、この軸方向に関する変位を自在として支持された複数のパッドとを備えた対向ピストン型ディスクブレーキに於いて、上記複数ずつのアウタシリンダ及びインナシリンダのうち、上記ロータの回転方向に関して両端部に存在する第一、第四両アウタシリンダ及び第一、第四両インナシリンダの内径を、上記ロータの回転方向に関して中間部分に存在する第二、第三両アウタシリンダ及び第二、第三両インナシリンダの内径よりも小さくして、円周方向に関して上記各シリンダの配列状態を対称にすると共に、上記第一、第四両アウタシリンダ及び第一、第四両インナシリンダに嵌装された第一、第四両アウタピストン及び第一、第四両インナピストンにより押圧される第一、第四各パッドと上記ロータとの摩擦面積を、上記第二、第三両アウタシリンダ及び第二、第三両インナシリンダに嵌装された第二、第三両アウタピストン及び第二、第三両インナピストンにより押圧される第二、第三各パッドと上記ロータとの摩擦面積よりも狭くする事により、上記第一、第四各パッドと上記ロータとの摩擦面の面圧と、上記第二、第三各パッドと上記ロータとの摩擦面の面圧とを、実質的に等しくすると共に、上記アウタ側の第一パッドと第二パッドとを同じカートリッジに互いに独立して設けられた保持部にそれぞれ保持し、同じく第三パッドと第四パッドとを同じカートリッジに互いに独立して設けられた保持部にそれぞれ保持し、インナ側の第一パッドと第二パッドとを同じカートリッジに互いに独立して設けられた保持部にそれぞれ保持し、同じく第三パッドと第四パッドとを同じカートリッジに互いに独立して設けられた保持部にそれぞれ保持しており、これら各保持部は、それぞれが、上記ロータに対向する側及びこのロータの外径側に開口した凹部であり、それぞれの凹部内に上記各パッドの裏板を摺動自在に内嵌する事により、これら各パッドを上記各カートリッジに対し支持している事を特徴とする対向ピストン型ディスクブレーキ。
IPC (1件):
F16D 55/22 ( 200 6.01)
FI (2件):
F16D 55/22 C ,  F16D 55/22 B
引用特許:
出願人引用 (4件)
全件表示
審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る