特許
J-GLOBAL ID:201103043401345617

非常停止ブレーキ装置およびそれを搭載したフォークリフト

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-098692
公開番号(公開出願番号):特開2000-291699
特許番号:特許第4053176号
出願日: 1999年04月06日
公開日(公表日): 2000年10月20日
請求項(抜粋):
【請求項1】走行用のモータ(15)の回転軸に取り付けられるディスク(21)とこのディスク(21)を挟着して制動をかけるキャリパー(22)とからなるディスクブレーキ(20)と、前記キャリパー(22)を開いて該ディスクブレーキ(20)を開放状態にするための付勢力を与える第1の付勢手段(35)とを有し、パーキングブレーキ用操作レバー(11)からの操作力がワイヤ(42)を介して伝達されることにより、またフットブレーキ用のペダルからの操作力が油圧系統を介して伝達されることにより、前記第1の付勢手段(35)の付勢力に抗して前記キャリパー(22)が閉じられ前記ディスクブレーキ(20)が作動状態とされるブレーキ装置(16)において、電気系統に異常が生じたときに前記ディスクブレーキ(20)を作動させる非常停止ブレーキ装置であって、 前記ディスクブレーキ(20)を作動状態にするための付勢力を与える第2の付勢手段(64)と、前記ディスクブレーキ(20)を開放状態にするための駆動力を与える駆動手段(51,52)とを備え、さらに、前記キャリパー(22)の開閉機構部(29)を伝達機構部(63)およびリンク機構(57,58)を介して前記駆動手段(51,52)と連結するとともに、前記伝達機構部(63)に前記第2の付勢手段(64)を連結し、前記開閉機構部(29)が備える軸(36)が下方へ移動することで前記キャリパー(22)が閉じられるようになっており、 前記軸(36)は、前記伝達機構部(63)が備えるジョイント(38)に形成された長穴(37)に挿通され、前記駆動手段(51,52)を駆動した状態で前記長穴(37)の上端に位置し、パーキングブレーキ用操作レバー(11)からの操作力、またはフットブレーキ用のペダルからの操作力が前記開閉機構部(29)に伝達されると、前記長穴(37)に沿って下方へ移動するよう設けられたものであり、 前記ジョイント(38)は、前記駆動手段(51,52)を駆動するとその駆動力によって前記第2の付勢手段(64)の付勢力に抗して上方へ移動し、前記駆動手段(51,52)を停止すると前記第2の付勢手段(64)の付勢力によって下方へ移動するよう設けられたものであり、 通常状態においては、前記駆動手段(51,52)を駆動して前記ジョイント(38)を上方へ移動させ、軸(36)に前記第2の付勢手段(64)による付勢力が働かないようにして前記第1の付勢手段(35)の付勢力に従い前記ディスクブレーキ(20)を開放し、電気系統に異常が生じたときは、前記駆動手段(51,52)を停止して前記第2の付勢手段(64)の付勢力に従って前記ジョイント(38)を下方へ移動させ、軸(36)を押し下げて前記第1の付勢手段(35)による付勢力に抗し前記ディスクブレーキ(20)を作動させるようにしたことを特徴とする非常停止ブレーキ装置。
IPC (3件):
F16D 55/224 ( 200 6.01) ,  B66F 9/22 ( 200 6.01) ,  F16D 55/00 ( 200 6.01)
FI (3件):
F16D 55/224 103 F ,  B66F 9/22 Z ,  F16D 55/00 B
引用特許:
審査官引用 (6件)
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