特許
J-GLOBAL ID:201103043828812003

銅含有酸性廃液からの銅の回収方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 小野国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-035035
公開番号(公開出願番号):特開2011-168856
出願日: 2010年02月19日
公開日(公表日): 2011年09月01日
要約:
【課題】産業廃棄物として処分されていた塩化銅含有エッチング廃液や電解銅箔メッキ浴の更新廃液などの銅含有酸性廃液を複雑な設備を要することなく処理し、銅含有酸性廃液から塩素含有率が低い酸化銅を回収する方法を提供する。【解決手段】所定量のアルカリ性溶液が供給された混合反応槽中に、当該混合反応槽中の液のpHが一時的にでも9以下に下がらないよう管理しつつ、銅含有酸性廃液と酸化剤との混合液を、当該混合反応槽中に注加、混合し、酸化銅を主成分とする固形物を含有するアルカリ性懸濁液を生成させ、当該アルカリ性懸濁液中から当該固形物を分離する銅の回収方法であって、当該混合液の添加量が混合反応槽のアルカリ性溶液を中和するために必要な銅含有酸性廃液量の少なくとも0.5当量を超えた時点において、混合反応槽中への当該混合液の注加を間欠的に行いつつ、注加の休止時間を10分以上とする銅含有酸性廃液からの銅回収方法。【選択図】図3
請求項(抜粋):
所定量のアルカリ性溶液が供給された混合反応槽中に、当該混合反応槽中の液のpHが一時的にでも9以下に下がらないよう管理しつつ、銅含有酸性廃液と酸化剤との混合液を、当該混合反応槽中に注加、混合し、酸化銅を主成分とする固形物を含有するアルカリ性懸濁液を生成させ、当該アルカリ性懸濁液中から当該固形物を分離する銅の回収方法であって、 当該混合液の添加量が混合反応槽のアルカリ性溶液を中和するために必要な銅含有酸性廃液量の少なくとも0.5当量を超えた時点において、混合反応槽中への当該混合液の注加を間欠的に行いつつ、注加の休止時間を10分以上とすることを特徴とする銅含有酸性廃液からの銅回収方法。
IPC (5件):
C22B 15/00 ,  C02F 1/72 ,  C22B 7/00 ,  C22B 3/44 ,  C01G 3/02
FI (5件):
C22B15/00 107 ,  C02F1/72 Z ,  C22B7/00 G ,  C22B3/00 Q ,  C01G3/02
Fターム (19件):
4D050AA13 ,  4D050AB57 ,  4D050BB02 ,  4D050BB09 ,  4D050BD02 ,  4D050BD03 ,  4D050BD06 ,  4D050BD08 ,  4D050CA13 ,  4D050CA15 ,  4D050CA16 ,  4K001AA09 ,  4K001BA21 ,  4K001BA22 ,  4K001DB22 ,  4K001DB23 ,  4K001DB25 ,  4K001EA06 ,  4K001JA03
引用特許:
審査官引用 (3件)

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