特許
J-GLOBAL ID:201103044310132188

直流モータのリップル検出装置、リップル検出方法、およびリップル検出プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 脩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-265214
公開番号(公開出願番号):特開2011-109880
出願日: 2009年11月20日
公開日(公表日): 2011年06月02日
要約:
【課題】個々のリップル周期がばらつき、あるいはノイズによりリップル抜けやリップル増しが発生しても、リップル周波数を高精度に求めてフィルタ部をフィードバック制御できる直流モータのリップル検出装置、方法、およびプログラムを提供する。【解決手段】直流モータ91のリップル検出装置1であって、リップル周期検出部5は、リップル波形Ir2に基づいて逐次リップル周期を演算する手段51と、時系列的に連続する一定数のリップル周期Tr2を配列要素とする時系列配列を作成および逐次更新する手段52と、リップル周期を大きさの順番に並べ替えて昇順配列を作成する手段55と、昇順配列の前後からそれぞれ所定数のリップル周期を取り除いた後に残された中央のリップル周期の平均値を求めて平均リップル周期Tavとする手段56とを有し、遮断周波数制御部7は平均リップル周期Tavに基づいてフィルタ部2、4の遮断周波数を制御する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
直流モータの電機子電流に含まれる電流リップルを抽出してリップル波形を求める遮断周波数可変のフィルタ部と、前記リップル波形に基づいてリップル周期を求めるリップル周期検出部と、前記リップル周期に基づいて前記フィルタ部の前記遮断周波数を制御する遮断周波数制御部と、を備える直流モータのリップル検出装置であって、 前記リップル周期検出部は、前記リップル波形に基づいて逐次前記リップル周期を演算するリップル周期演算手段と、時系列的に連続する一定数の前記リップル周期を配列要素とする時系列配列を作成および逐次更新する配列作成更新手段と、前記時系列配列中の前記リップル周期を大きさの順番に並べ替えて昇順配列または降順配列を作成する配列要素並べ替え手段と、前記昇順配列または前記降順配列の前後からそれぞれ所定数のリップル周期を取り除いた後に残された中央のリップル周期の平均値を求めて平均リップル周期とする中央選択平均値演算手段とを有し、 前記遮断周波数制御部は、前記平均リップル周期に基づいて前記フィルタ部の前記遮断周波数を制御する、 ことを特徴とする直流モータのリップル検出装置。
IPC (1件):
H02P 7/06
FI (2件):
H02P7/06 G ,  H02P7/06 B
Fターム (10件):
5H571BB04 ,  5H571BB05 ,  5H571JJ02 ,  5H571JJ03 ,  5H571JJ11 ,  5H571JJ13 ,  5H571JJ26 ,  5H571LL14 ,  5H571LL22 ,  5H571LL30
引用特許:
審査官引用 (4件)
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