特許
J-GLOBAL ID:200903081161749171

直流モータのリプル検出装置、モータ回転位置検出装置及びリプル検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 木村 満 ,  八島 耕司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-124694
公開番号(公開出願番号):特開2008-283762
出願日: 2007年05月09日
公開日(公表日): 2008年11月20日
要約:
【課題】直流モータの電流リプルを高精度に検出する。【解決手段】フィルタ13は、遮断周波数fc1が可変のLPFと遮断周波数fc2が可変のHPFとを備える。モータ電流の回転検出信号に高調波ノイズが含まれていると、リプル判定器22は、電流リプルを連続して判別できないので、連続判定器23は、連続検出判定信号S2の出力を停止する。制御部16は、遮断周波数fc1を下げるようにLPFを制御して、回転検出信号から高調波ノイズを除去する。高調波ノイズが除去されると、連続判定器23は連続検出判定信号S2を出力し、制御部16は、遮断周波数fc2を上げるようにHPFを制御して、回転検出信号からブラシ火花に起因するノイズを除去する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
直流モータの回転を検出し、検出した回転によって生じるリプルを含む回転検出信号を生成する信号生成部と、 前記信号生成部が生成した回転検出信号の周波数成分のうち、第1の遮断周波数未満の周波数成分のみを通過させる前記第1の遮断周波数を可変の第1のフィルタと、 前記信号生成部が生成した前記回転検出信号の周波数成分のうち、前記第1の遮断周波数よりも低い遮断周波数を第2の遮断周波数として、前記第2の遮断周波数以上の周波数成分のみを通過させる前記第2の遮断周波数を可変の第2のフィルタと、 前記第1のフィルタと前記第2のフィルタとを通過した前記第1の遮断周波数未満、前記第2の遮断周波数以上の周波数成分を含む回転検出信号の波形から、前記回転検出信号に含まれるリプルにより特徴づけられる特徴量を取得し、取得した特徴量に基づいて前記リプルを検出するリプル検出部と、 前記リプル検出部が前記リプルを検出できなかったときは、前記リプルが検出されるように前記第1のフィルタの第1の遮断周波数を可変し、前記リプル検出部が前記リプルを検出したときは、前記第1のフィルタの第1の遮断周波数に追従させて、検出されたリプルの周波数成分が通過するように前記第2のフィルタの第2の遮断周波数を可変するフィルタ周波数制御部と、を備えた、 ことを特徴とする直流モータのリプル検出装置。
IPC (1件):
H02P 7/282
FI (1件):
H02P5/162 E
Fターム (7件):
5H571AA03 ,  5H571BB05 ,  5H571CC04 ,  5H571JJ01 ,  5H571JJ26 ,  5H571LL01 ,  5H571LL22
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • デジタル式の電流リプル信号を供給する方法
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2002-502897   出願人:レオポルト・コスタール・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシユレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンデイトゲゼルシヤフト
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る