特許
J-GLOBAL ID:201103045376710502

液体吐出ヘッド、液体吐出装置、及び、液体吐出ヘッドの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 上柳 雅誉 ,  須澤 修 ,  宮坂 一彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-145055
公開番号(公開出願番号):特開2011-000778
出願日: 2009年06月18日
公開日(公表日): 2011年01月06日
要約:
【課題】ノズル形成部材とヘッドカバーとの間の導通を確保しつつヘッドカバーに撥液性を付与することが可能な液体吐出ヘッド、液体吐出装置、及び、液体吐出ヘッドの製造方法を提供する。【解決手段】ヘッドカバー30は、ノズル40を露出した状態でノズル形成面の周縁部を被覆するオーバーラップ部44を有し、ノズル形成面において、少なくともワイピング部材が接触する領域には撥液膜が形成されると共に、ヘッドカバーにより被覆される領域には非撥液領域39が設けられ、ヘッドカバーにおいて、少なくともワイピング部材が接触する領域には撥液膜が形成され、ヘッドユニットへの取り付け状態においてノズル形成面の非撥液領域に対向する位置には非撥液部49が設けられ、ヘッドカバーは、ノズル形成面の非撥液領域に対して非撥液部の少なくとも一部を接触させてノズルプレートと導通し、且つ、電気的に接地されている。【選択図】図6
請求項(抜粋):
液滴を吐出するノズルがノズル形成面に開設された導電性を有するノズル形成部材を備えたヘッドユニットと、 前記ノズル形成面の周縁部及び前記ヘッドユニットの側面を保護する導電性を有するヘッドカバーと、 を備え、 前記ヘッドカバーは、ノズルを露出した状態でノズル形成面の周縁部を被覆するオーバーラップ部を有し、 前記ノズル形成面において、少なくとも当該ノズル形成面を払拭するワイピング部材がワイピング時に接触する領域には撥液膜が形成されると共に、前記ヘッドカバーにより被覆される領域には前記撥液膜が形成されない非撥液領域が設けられ、 前記ヘッドカバーにおいて、少なくとも前記ワイピング部材がワイピング時に接触する領域には撥液膜が形成され、前記ヘッドユニットへの取り付け状態において前記ノズル形成面の非撥液領域に対向する位置には撥液膜が形成されていない非撥液部が設けられ、 前記ヘッドカバーは、前記ノズル形成面の非撥液領域に対して前記非撥液部の少なくとも一部を接触させて当該ノズル形成部材と導通し、且つ、電気的に接地されていることを特徴とする液体吐出ヘッド。
IPC (2件):
B41J 2/16 ,  B41J 2/165
FI (2件):
B41J3/04 103H ,  B41J3/04 102H
Fターム (9件):
2C056HA16 ,  2C056HA17 ,  2C056HA24 ,  2C056JB04 ,  2C057AF93 ,  2C057AG07 ,  2C057AP13 ,  2C057AP60 ,  2C057AP72
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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