特許
J-GLOBAL ID:201103046267031731

円盤状記憶媒体の再生方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 岩橋 文雄 ,  内藤 浩樹 ,  永野 大介
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-094690
公開番号(公開出願番号):特開2000-285586
特許番号:特許第3882383号
出願日: 1999年04月01日
公開日(公表日): 2000年10月13日
請求項(抜粋):
【請求項1】 データがスパイラル又は同心円状トラック形態で記録され、且つ中心孔を有している円盤状記録媒体を回転するものであって、前記中心孔に挿入されるスピンドルを有し、前記円盤状記録媒体を着脱自在に装着することができるように形成され、且つ再生速度を変えることができるように形成されている円盤状記録媒体回転手段と、前記円盤状記録媒体から前記データを読み取るための信号変換器と、前記信号変換器を前記円盤状記録媒体の半径方向に移動するための移動手段とを備えた円盤状記録媒体の再生装置における円盤状記録媒体の再生方法において、 偏重心量が既知である円盤状記録媒体(以下許容限円盤状記録媒体と称す)を前記再生装置に装着するステップと、前記許容限円盤状記録媒体を所定の再生速度で回転させて得られる振動値を測定する振動値測定ステップと、前記振動値測定ステップで測定した振動値を前記再生装置の最高速度を許容限として示すn個の閾値として、前記再生装置内に記録するステップとを備え、 更にn+1個のデータ再生可能な速度のうちのn個を振動検出速度に設定可能な回転制御ステップとを備え、前記円盤状記録媒体の振動値を測定し、設定された前記n個の閾値に対する判定によりデータ再生可能な最高再生速度を決定する方法であって、 前記それぞれの振動検出速度における前記許容限円盤状記録媒体を用意しておき、第1の振動検出速度で定義される第1の閾値を、第1の許容限円盤状記録媒体を第1の振動検出速度で検出した振動値とし、 前記第1の振動検出速度よりも高い第2の振動検出速度で定義される第2の閾値を、第2の許容限円盤状記録媒体を第2の振動検出速度で検出した振動値とし、 前記第2の振動検出速度よりも高い第3の振動検出速度で定義される第3の閾値を、第3の許容限円盤状記録媒体を第3の振動検出速度で検出した振動値として、 偏重心量が未知の円盤状記録媒体を最低再生速度から1段階高いあらかじめ定義した第1の振動検出速度で回転させた時の振動値が第1の閾値より大きければ許容限外円盤状記録媒体と判定し、前記最低再生速度をデータ再生可能な最高再生速度としてデータ再生し、 前記あらかじめ定義した第1の振動検出速度で回転させた時の振動値が第1の閾値より小さければ、前記第1の振動検出速度をデータ再生可能な再生速度であると判定し、 次に、前記第2振動検出速度で回転させた時の振動値が前記第2の閾値より大きければ許容限外ディスクと判定し、前記第1の振動検出速度をデータ再生可能な最高再生速度としてデータ再生し、 前記第2振動検出速度で回転させた時の振動値が前記第2の閾値より小さければ前記第2の振動検出速度をデータ再生可能な再生速度であると判定し、 次に、前記第3の振動検出速度で回転させた時の振動値が前記第3の閾値より大きければ許容限外ディスクと判定し、前記第2の振動検出速度をデータ再生可能な最高再生速度としてデータ再生し、 前記第3振動検出速度で回転させた時の振動値が前記第3の閾値より小さければ前記第3の振動検出速度をデータ再生可能な最高再生速度であると判定する、 データの最高再生速度の判定方法を備えていることを特徴とする円盤状記録媒体の再生方法。
IPC (3件):
G11B 19/20 ( 200 6.01) ,  G11B 19/28 ( 200 6.01) ,  H02P 29/00 ( 200 6.01)
FI (3件):
G11B 19/20 J ,  G11B 19/28 B ,  H02P 5/00 Z
引用特許:
審査官引用 (30件)
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