特許
J-GLOBAL ID:201103046855774422

ブラシレス三相直流モータの駆動方法及び駆動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 矢作 和行 ,  野々部 泰平 ,  久保 貴則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-181831
公開番号(公開出願番号):特開2011-036083
出願日: 2009年08月04日
公開日(公表日): 2011年02月17日
要約:
【課題】モータの起動までに要する時間の短縮化が図れるブラシレス三相直流モータの駆動方法及び当該モータの駆動制御装置を提供する。【解決手段】ブラシレス三相直流モータの駆動方法において、位置検出ステップでは、誘起電圧と基準電圧の比較結果に応じて、非通電の相巻線(W相巻線13)が位置する基準位置から回転方向Xにπ/2ラジアン角変位する位置までの第一の角度範囲と、回転中心について第一の角度範囲と点対称の関係にある第二の角度範囲とからなる推定範囲を回転子15の磁極位置として検出する。さらに位置決定ステップでは、検出された推定範囲に含まれない角度範囲であって、π/2ラジアン以内の角度からなる範囲(0〜60度及び330〜360度の範囲)内に、回転子15の位置決め角度を決定する。【選択図】図5
請求項(抜粋):
三相巻線を有する電機子と永久磁石を有する回転子とを備えるブラシレス三相直流モータの駆動方法であって、 前記ブラシレス三相直流モータの停止状態からの起動に先立ち、前記三相巻線を二相通電したときに非通電の相巻線に生じる誘起電圧と基準電圧とを比較した結果に基づいて前記回転子の磁極位置を検出する位置検出ステップと、 当該検出された前記回転子の磁極位置に基づいて前記回転子の位置決め角度を決定する位置決定ステップと、 当該決定された位置決め角度に前記回転子を位置決めするために通電すべき相巻線に対して通電を行う位置決め処理ステップと、 を有し、 前記位置検出ステップでは、前記誘起電圧と前記基準電圧の前記比較結果に応じて、前記非通電の相巻線が位置する基準位置から回転方向又は逆回転方向のいずれか一方にπ/2ラジアン角変位する位置までの第一の角度範囲と、回転中心について前記第一の角度範囲と点対称の関係にある第二の角度範囲とからなる推定範囲を前記回転子の磁極位置として検出し、 前記位置決定ステップでは、前記検出された推定範囲に含まれない角度範囲であって、π/2ラジアン以内の角度からなる範囲内に、前記回転子の位置決め角度を決定することを特徴とするブラシレス三相直流モータの駆動方法。
IPC (1件):
H02P 6/18
FI (1件):
H02P6/02 371T
Fターム (7件):
5H560AA08 ,  5H560BB04 ,  5H560BB12 ,  5H560DA13 ,  5H560EB01 ,  5H560HA09 ,  5H560XA12
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (7件)
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